ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/姿勢矯正】

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息をするしくみ(呼吸系)⑦

息をするしくみ(呼吸系)⑦
【せきとくしゃみの境目】

(耳管と鼻腔)


せきはノドの粘膜についた異物を

強い気流で排除し、くしゃみは

鼻の粘膜についた異物を強い

気流で排除する。


前回この二つがよく似ていると

説明しました。


刺激される場所が鼻の粘膜か、

ノドの粘膜かの違いだけで反応が

異なるのです。


実は、刺激となる異物にも共通点が

あります。


ホコリは、せきもくしやみも起こし

ますね。


炎症による分泌物は、ノドでは痰、

鼻では鼻水となり、それぞれせきと

くしゃみの原因となります。


だから、鼻かぜならくしゃみ、

ノドのカゼならせきになります。


ところで、ノドと鼻は奥で

つながっていますね。


とすると、ノドの粘膜のどの辺り

までがせきになり、どのあたりから

くしゃみになるのでしょうか?


私はこのことについて疑問を持った

のですが、調べてもそれについての

記述は見当たりません。


しかし、身近にナゾを解くカギが

ありました。


それは耳かきです。


私の父は、耳かきの最中にくしゃみを

していました。


耳かきの刺激で鼻がムズムズすると

いうのです。


耳の穴には鼻の粘膜と同じ神経が

通っていて、耳かきで神経が刺激

されくしゃみ中枢が反応するため

です。


一方、私の娘は耳かきをすると、

せきをし始めます。


ノドの粘膜と耳の穴の神経が共通

しているので、せき中枢が刺激

されるからです。


耳の穴は鼻の奥に通じています。


くしゃみの神経もせきの神経も

ここから耳の穴に入ってくる

のではないかと考えています。


ですから、鼻の中の耳の穴が
あるところが、せきとくしゃみの

境目ではないか?


私はこうにらんでいるのですが、

さてみなさんのご意見は?


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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