ゆらぎ整体名古屋堀田院【自律神経系機能回復/姿勢矯正】

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血液が体をめぐるしくみ⑥

血液が体をめぐるしくみ

【酸素と血液】
(酸素運搬能)


血液が肺から全身に酸素を

運んでいます。


それは細胞が生きるために、

酸素が必要だからです。


ところで、酸素は通常の

地球環境では気体であることは、

みなさんご存じだと思います。


つまり、液体である血液に

気体である酸素を溶かし込んで

運んでいるのです。


これはそう簡単なことでは

ありません。


肺は空気中の酸素を血液に

うまく溶かし込ませます。


せっかく溶かした酸素ですが、

そのままではちょっとした衝撃や

温度の変化で、すぐに気体に

戻ってしまいます。


つまり、血液がビールのように

アワ立ってしまうかもしれない

のです。


でも実際には、そうなりません。


血液の中から酸素を逃さない

しくみが赤血球の中にある

からです。


血液に無数に含まれている

赤血球には、ヘモグロピンという

タンパク質が含まれています。


ヘモグロピンは鉄分を含む

タンパク質ですが、この鉄分に

酸素を結びつける作用が

あります。


こうして、酸素はへモグロピンと

結合して、気体に戻らないように

なっています。


酸素が結合していない

へモグロビンは赤黒い色を

示します。


一方、酸素が結合した

モグロビンは鮮やかな

赤色を示します。


つまり、酸素がたっぷり含まれた

血液は、鮮やかな赤色です。


この血液を動脈血といいます。


ケガをしたときに出てくる血液は

酸素が豊富なので赤いのですが、

そのまま放っておくと固まって

だんだん赤黒くなってきます。


これは血液から酸素が徐々に

抜けていくからで、血液に酸素が

溶けていたことが実感できます。


最後までお読み下さり

ありがとうございました。

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