mail magazine backnumber
メールマガジン バックナンバー
血液が体をめぐるしくみ④
血液が体をめぐるしくみ④
【胸騷ぎ】
(動悸)
何か不安なこと、心配なことが
あると、胸騒ぎを感じ、胸が
ドキドキします。
このドキドキの正体は、もちろん
心服の酸動です。
このことは、痛神的な動やきなど
動きや感情が心の動に影を与える
ことを示しています。
前に「応編は体から切りされても
自ら動き続ける」と話しました。
では、この脳と心の開係はどう
説明するのでしょうか?
実は、脳と心臓も神経で
つながっています。
この神経は自律待経と呼ばれ、
元を動かす命令を伝えるもの
ではなく、心拍数や血液を
押し出す力を加減する役割を
持っています。
心臓を車のエンジンにたとえる
なら、アクセルの役割です。
自律神経はいろいろな内臓の
働きを調節する役割の神経ですが、
これが心臓にも来ているのです。
自律神経のうち交感神経と
呼ばれるものは心臓の鼓動を
速くして血液を押し出すカを
強めます。
もう一つの副交感神経は
心臓の鼓動をゆっくりとさせて、
心の力を緩めます。
普段はこの二つの神経が
微妙なバランスをとっていて、
鼓動を調節しています。
精神的な動揺があった場合や、
内体運動をしているときには、
交感神経からの命令が強くなり
鼓動が速くなります。
人は普段の鼓動の強さには
慣れているので、気になりません
が、交感神経によって急に
鼓動が速くなると、そのことを
感じ取るので、「胸騒ぎ」と
表現するのです。
「駆けっこのドキドキ」と
「恋のトキメキ」が同じしくみ
だなんて、少しツヤ消しでしょう
か?
最後までお読み下さり
ありがとうございました。