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【KENJUKU/健塾】メルマガ 「防犯」意識で精神医学に向き合いましょう!

ここのところ精神科や心療内科などを標ぼうする病院やクリニックで虐待や不正に関する事件が続発しています。
これまで国も自治体もマスコミもこぞって「早く心の専門家に相談しましょう」「とにかく精神科に行きましょう」「●●障害に理解を!」などというフレーズを連呼してきました。もちろんそれを先導しているのは精神医療業界ですが…。
私がこのような問題を言うと精神科医たちや精神医学教徒たちは決まってこんなことを言ってきます。
「こんなのはごく例外的な一部の事件だ」
「他の精神科医はまともにやっている」
「どこの業界にも一定の不届き者はいる」
「こんなことで受診を控えるようになって悪化する人が出たらどう責任をとるのか?」
などなど…。
オレオレ詐欺だってごく一部の問題です。認知件数は年間13,550件(2020年)だそうです。精神科に通っている人の数から比べたらごくごく少数です。しかし、国も自治体もマスコミも「ストップ詐欺被害!」などとして注意喚起に余念がありません。痴漢にせよ、ひったくりにせよ、街にはそれらを防ぐために注意喚起する看板や広告はたくさん溢れています。
ならば精神科に於ける治療で暴行・傷害、性暴力、窃盗などの被害に遭っている方がいるのであれば、国や自治体、マスコミはもとより業界団体自らが「防犯」を呼びかけるべきです。
しかし、そんなことは一切しません。せいぜい、職員に対して研修をするよう指導しました。再発防止のための措置をとるよう命令しました。くらいのものです。オレオレ詐欺にせよ痴漢にせよひったくりにせよ、やった本人たちだけを質せばそれで済むのではなく、被害者にならないように教育・啓発することもやらねばならないのは当然のことです。しかし、日本精神科病院協会も国もマスコミも全くそのようなことはせず、粛々と「精神科に行きましょう」をやり続けています。
誰がどのような犯罪をしたにせよ、そういうことをしっかりと伝え、その被害に遭わないように発信することは極めて重要なことです。

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