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【KENJUKU/健塾】発達障害の実態。何故現場は混乱するのか?

もうすぐ発達障害啓発週間(4月2~8日)です。
この手の啓発キャンペーンは必ず「正しい理解を」という呼びかけが伴います。
しかし、何度も説明している通り、これは科学的な「正しさ」ではありません。あくまでも情報発信者(元をたどると一部の専門家)にとってのPR上の「正しさ」に過ぎません。なぜならば、誰も発達障害なるものの実像を(少なくとも現時点において)客観的に説明できないからです。
我々一般市民は、発達障害なるものの「イメージ」を政府広報やマスコミ、専門家の主張等を通して受け取っています。典型的なイメージとは、先天的な脳の(器質的な問題によって引き起こされる)機能障害であり、それゆえ一生治るものではないというものです。
しかし、イメージ上の発達障害と、現実の発達障害は全く異なります。なぜならば、誰もその「脳の先天的異常」を特定することなどできないからです。
実際には、脳に何ら先天的問題がないのに、誤って発達障害と診断される人々が多数含まれてしまうのです。実例はいくらでも挙げられます。難聴の子が誤診されていたり、発達を促すだけで何の問題も無くなってしまったり、栄養状態を改善するだけで症状が消失してしまったりしています。
幼少時に誤って精神医学的なレッテルを貼られ、投薬治療などの対象となったことで、一生障害者としてのレールから逃れられなくなった人も多数存在することでしょう。
我が子が他の子と違う、行動がおかしい、と思って不安になることはあるでしょう。しかし、真っ先に精神科にかかることで、本当の原因が見過ごされた挙句、最悪の解決策を選んでしまうことになるかもしれません。
支援の必要な子どもは存在しますが、何でもかんでも児童精神科に早期に繋げ、精神医学的な診断をつけて福祉の枠組みに入れることが本当の支援でしょうか?
本当に問題を解決できる人に支援を求めましょう。精神医学的手法とは全く別のアプローチで、本当に効果を上げている人の話に耳を傾けてみましょう。このような興味深い催しがあります。
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