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この季節は、1年で最もお茶が美味しくなる季節です。新茶前に日本人なら知っておきたい大切なこと
3月に入りました。三寒四温の毎日ですね。この温度差によるストレスは、自律神経を乱れさせ、免疫系にダメージを与えます。
さらに今年は花粉量が半端ない多さ。普段発症しない方でも発症のリスクが高まるみたいですよ。
自己免疫機能を整えるためには、最低でも半年ぐらいかけて準備しなければならないのですが、ビタミンACE、抗酸化ポリフェノール、そして亜鉛が重要な役割を果たします。そして、そのすべての成分が摂取できる飲み物が、「緑茶」です。特に、花粉症に効果のある「メチル化カテキン」も抗酸化ポリフェノールの一つです。
あくまでお茶レベルですから症状の緩和くらいです。ですが、自律神経の乱れをお茶は整えてくれます。この時期のお茶は生活の必需品です。
この時期のお茶のことを、「蔵出し茶」と呼んだりします。年をまたいで出すことから蔵出しと言いますが、いわゆる「超熟成茶」のことです。1年で最も旨味が充実するのがこの季節です。新茶の時のようなさわやかな香りは全くありません。ですから、茶舗では焙煎加工を施し、火香(ひか)と呼ばれる芳ばしさを付けたりします。この季節のお茶、冷蔵庫などがない時代は、お茶がかなり熟成し、今よりももっと熟成した味わいだったようです。芳ばしさも焙じ茶に近いくらい強いものでした。あえてこの時期のお茶を飲むことで、新茶が待ち遠しくなり、貴重な新茶を愛でるようになるのです。
その理由は、この季節のお茶と新茶が真逆の味わいになるからです。この味わいの変化を楽しむことが、日本人として四季を感じることであり、風流とされていることなのです。お茶は、1年を通して味わいが変化する飲み物です。ワインが年を経て味わいが変わるように、お茶も新茶として誕生し、今の季節に超熟成した味わいに変化していきます。
新茶は香りを楽しむお茶で、味わいは比較的に薄く、さっぱりしています。蔵出し茶は、味わいは濃く、新鮮香はなく、芳ばしい香りを付け加えます。
今年の新茶を楽しみにしつつ、新茶前の今、濃い味わいのお茶に舌鼓をうつ。羊羹とかに合わせて召し上がって頂きたいですね。
https://ec.tsuku2.jp/items/62100012132002-0001
今月の健康通信はこちらから。
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