お茶の堀野園 茶以香

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2月6日は何の日?

2月6日はふろの日とは言っても・・・・

ふろはふろでも「風炉」ということで、抹茶の日だそうです。

2月は季節的に一番寒くて、2月の茶道は大釜で湯を沸かし、筒茶碗でお茶を飲みます。寒いときにお茶を冷まさない工夫です。

私たち、お茶の業界でも、2月のお茶の仕上げ方法というのがあります。
寒い季節に最も美味しくなるお茶の仕上げ方法です。

この季節のお茶のことを「蔵出し茶」と私たちは呼びます。新年を迎え、年を越したお茶のことをそう呼びます。熟成茶がより熟されたという感じで使用しています。立春を迎え、私たち茶業者は、新茶までのカウントダウンが始まりました。そのような中、今日のメルマガでは蔵出し茶を紹介します。

蔵出し茶は、茶の熟成がすすみ、味わい深くなりますが、その分、香りがなくなります。ですから、この季節、茶舗では強火焙煎加工をお茶に施します。芳ばしい香りをお茶に加えるのです。夏場にこの香りは向きませんが、冬場にこの香りは最適です。

この芳ばしい香りは、血流をよくし、体の冷えを改善します。昔からの知恵なのです。
今回は、深むし茶を強火焙煎加工しました。いつものお茶とちょっと味変してみませんか?

この季節にこのお茶を飲む意味としては、新茶の対極にある味わいだということ。蔵出し茶の味わいと芳ばしい香りは新茶には全くありません。ゆえに新茶を飲むとギャップの大きさから新茶をよりおいしく感じることが出来ます。

日本では食べ物の味わいの変化でも季節を感じ取れるのです。旬という言葉の意味をお茶を通じて感じて頂けたら幸いです。
https://ec.tsuku2.jp/items/62100012132002-0001

2月の健康通信は下より
http://www.horinoen.com/docs/2023kenkou02.pdf

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