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なぜ記述で△しかもらえない?
こんばんは。「作文110番」の森下です。
中学入試はピークを過ぎましたが、
公立高校、国公立大学はこれからですね。
今年は受験ではなくても
先を見据えて動き始めている方々が
チラホラ・・・。
そういう方々を応援すべくして
私もテンションアップです!
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先日、高校1年生の体験授業を行いました。
その生徒は記述をきちんと書いている!
にもかかわらず全く丸をもらえない。
ことごとく△か✕になるという悩みを抱えていました。
生徒の記述記述を見せてもらったところ、
なるほど確かに△の理由がわかりました。
どの問題も本文にある言葉を
自分の言葉で言い換えてしまいその結果、
意味が若干ずれてしまってるのです。
分かりやすい例でいうと
「おたまじゃくしがカエルに変わる」を
「おたまじゃくしではなくカエルだ」というイメージです。
また「伸びたり縮んだりする」という表現を
「伸びる」に着目して「拡張する」と書いています。
これは定期試験の記述だったので
おそらく学校の先生が「拡張」と表現したのでしょう。
拡張自体は間違ってません。
しかし「縮む」が入っていないので
マイナスされているのです。
「拡張したり縮小したり」だったら正解だったのですが・・・。
こんな風に国語の本文の中の言葉を
別の表現に言い換えようとしすぎて
ことごとく減点されてるのにもったいないです。
まずは本文に忠実にということを意識しましょう。
記述は決して難しいものではありません。
「この部分が答えだ」と思ったところを
要約するというイメージで
ほぼ満点をもらえます。
変にいじらないのが鉄則です。是非参考まで。