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アーユルヴェーダ季節の過ごし方「春」
季節に合わせた生活をする事で人が本来持っている免疫力をアップし、健やかに過ごす健康法です。
一年で一番寒い大寒から虫が目覚める啓蟄の頃、人の内側も目覚めていきます。身体にこもっていた、【カパ】という冷たく重たい感覚(症状)が溶け出す季節です。
冬の間に蓄積されていた体内エネルギー(蓄積された脂質)は、“鼻水”や“目やに”となって排出されます。
カパが増えると、呼吸器官の不調だけではなく、むくみやすくなったり、太りやすくなります。(カパは冷性・油っぽい・重性、どっしり・安定の性質があります)
少し暖かくなってくると、どんより重さを感じる“眠さ・だるさ・くしゃみ・鼻づまり・目やに”だけでなく、
鼻や耳にかゆみを感じたり、不快な思いをされている方が多いのです。
冬に蓄積したカパが体内の通路を詰まらせて“だるさ・ぼんやり・眠気・鼻づまり・かゆみ”などの症状があらわれます。
カパとは反対の性質である、“温性・乾燥・軽さ・動き”を取り入れることでバランスがうまくとれるようになります。
日常生活で気をつけたいこと
・冷やさない(首・手首・足首・お腹)
・食べ過ぎない(腹八分目)水分を取り過ぎない
・乳製品や脂っこいものは控える
・朝早く起きて,軽く身体を動かす(ウォーキングやヨガなど)
・昼寝は控える
食事では辛み、苦味、渋味でカパを鎮静させましょう。
そのために必要なことは、旬の野菜を食べること、旬の春野菜には苦味・渋味をもつものが多いので積極的に食べること!
ブロッコリー・カリフラワー・ふきのとう・レタス・小松菜・キャベツ・春菊・アスパラガスがおすすめです。