大寒（だいかん）は二十四節季の最終節です。
1月20日頃から節分前の2月3日までです。
最も寒い時期で、毎年の最低気温もこの時期に記録されます。

この時期には「ふきのとう」が顔をだし始めます。
春の訪れを象徴する「ふきのとう」ですが、実際見かけてから春の訪れまでには
まだもう少し時間がかかりますね。

ふきのとうは香りが強くてほろ苦い味が特徴です。
天ぷらやふき味噌でおいしくいただきましょう。

昔は、味噌も家庭で手作りされていました。
大寒の寒の水で作った味噌は長期保存に適していると言われ、この時期に味噌作りが行われてきたのです。

手軽に食べられるみかんやポンカンなどの柑橘系が旬の時期でもあります。
柑橘系に含まれる、疲労回復・風邪予防の効果があるビタミンCはこの寒い時期には重宝します。
上手に摂取していきましょう。

他にも大寒には
水沢腹堅（さわみずこおりつめる）とも言われ
沢に流れる水が厚く凍るほどに冷え込む時期とされています。

厳しい寒さもこの２週間がピークです。
寒さに慣れた身体でもこの２週間の冷え込みは身体にこたえることでしょう。

けれども、この厳しい寒さも終わりはもうすぐです。
必要な栄養・休養をしっかりとって冬の終わりを穏やかに過ごしていきましょう。

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