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まさか自分がひっかかるなんて・・・
こんにちは!「作文110番」の森下です。
この前まで暑い~~~と言ってたら
突然の寒さ!!びっくりですね。
皆さん、体調を崩されないようお過ごし下さいネ。
さて、今日のテーマは・・・「詐欺に要注意」です。
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「うまい話には裏がある」
という慣用句的な表現があります。
あまりに自分にとって都合の良い話を持ち掛けられた場合、
その話には表に出ない隠れた事情が潜んでいる
と疑うべきだという意味です。
これ・・・国語の「ひっかけ問題」にも
当てはまるのです!
一言でいうと・・・
国語におけるひっかけ問題はまさに「詐欺」そのもの(笑)。
「傍線③の説明として正しいものを選び、
記号で答えなさい」という問に対して
アが正解で、ひっかけの答えとして
イ(本文の表現をそっくりそのままの内容)が存在するのです。
どういうことか?
ひっかけの解答イは傍線の答えとしては
おかしいというもの。
もしも本文全体の内容の正誤を問うものならば
アとイの両方が正解になります。
しかし今は傍線③について聞かれているので、
いくら本文に書かれているからといっても
イは答えにはならないという状態。
つまり、14歳の中学2年生に対して
「君の名前は?」と聞いた時に
「14歳です」と答えるようなもの。
本人にとって14歳という年齢は
確かに間違いではないですが、
聞かれているのは年齢ではなく
名前なので「山田太郎です」
といった具合に答えるべきなのです。
日常生活における当たり前のこと?
だと答え方を間違えることはなくても
国語の長文の場合だと、
ついつい
「あ、本文に書いてあった!ラッキー!分かった!」
となりがち。要注意です!