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同じ日本語なのに・・・?!
こんにちは「作文110番」の森下です。 ◆メルマガ登録者には 冊子「(元)採点者だけが知っている!! 『作文審査員・入試担当者はここを見る!』 入試に合格できる作文のコツ」をプレゼント中 ※ご希望の方はメッセージかメールでお知らせください。 PDFを送らせていただきます! michikomorishita@kcf.biglobe.ne.jp ◆メルマガの感想やリクエストなど お気軽にご連絡くださいね!! michikomorishita@kcf.biglobe.ne.jp 昨日は午前、午後共に古文の指導でした。 なぜか学校や塾等で古文については あまりきちんとした指導がなされないのが現状。 それゆえ、古文のSOSがかなりきます。 なぜ古文が難しいか? 難しい理由の一つは「主語が省略される」ことでしょう。 つまり誰が主語かが分からないうちに話が進み、 さらには突然別の人が登場したり、主語が変わったり・・・。大変です。 昔の日本人は「言葉には魂がこもっている」という 言霊思想を持っており、 それゆえにむやみやたらに人の名前を呼ばない、 書かないという習慣があったそうです。 名前を書いたり読んだりした瞬間に そこに本人の魂がこもると考えられていたのです。 そのため、現代の中高生たちは 「主語省略」の古文にさんざん悩まされているわけで・・・。 ではどうすればいいか? ズバリ!! 細かいことにこだわらずに大まかな傾向をつかむことが一番の近道です。 具体的には、良く出る作品や特徴的な作品に関しては 前もって漫画や日本語訳を読んでおくことです。 枕草子は突然に筆者が主語なしで登場するという特徴があり・・・、 いきなり古文を見ただけでそれを判断するのは難しすぎです。 また、古文独特の「オチ」「教訓」といったものがあります。 これらについては「慣れ」が必要です。 慣れるためには古文そのもので読むのではなく、 口語訳で慣れる方が楽です。 実際に私も〇十年前に 代表作品の口語訳だけをひたすら読んだお陰で、 入試に・・・出ました!!! ぜひ騙されたと思ってやってみてください。