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メールマガジン バックナンバー
「雷様」
おはようございます!
このところ「メルマガを見て来た」という方が増えつつあります。
SNSの様な媒体と異なり、「メルマガ」は一方通行の発信なので、
「みんな読んでくれているのかな〜」
「興味ない話題かな〜」
など少し心が折れかけていましたが、
その様な方からのお声がけにとても励まされます♪
ありがとうございます!
これからも出来るだけ皆様に有用な情報を発信していきますので、
末永くお付き合い下さい♪
本日は全国的に天氣が不安定との予報です。
突然の雷雨に要注意!
急激な天氣の変化は、
何も雨だけの問題ではなく、
氣圧の変化も体調に影響を及ぼします。
そして急激な氣温の変化にも要注意。
雷が鳴り始めたら
「雷様がおへそを取にくるから」
とお腹を隠すように小さい頃に言われたことありますか?
群馬だけ?
これは本当に雷様がおへそを取りに来るわけではありません。
雷が鳴ると次に雨が降り出し、
急激に氣温が下がるため、
お腹を冷やさないために「おへそ」を隠すように、
「雷様におへそ取られちゃうよ!」
と子どもに言って聞かせたおばあちゃん(?)の知恵ですね。
またこの時期は暑いからと、
冷たいものを飲み過ぎたり、摂り過ぎたりしていませんか?
「中医学」的には「常温」の飲み物ですら「冷たいもの」と言われます。
暑い中の「冷たい飲み物」や「アイス」は美味しいですが、
「胃腸」を冷やしてしまうことで、
単に
・下痢
だけでなく
・食欲不振
・倦怠感
・アレルギー様症状(アトピー性皮膚炎や鼻炎など)
など様々な不調につながりますので注意が必要です。
夏場の暑い時期でも、
「熱い」とは言いませんが、
「ぬるま湯」くらいの飲み物をおすすめします♪
それでも「湿邪」によって「胃腸」に不調を来しやすい今の時期、
どうしても辛ければ、
「藿香正気散(かっこうしょうきさん)」という漢方薬をお勧めします♪
以下再掲
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本場中国では、胃腸の不調〜かぜまで様々なシーンで大活躍の漢方薬。
初期の新型コロナ対策でも「湿邪」症状がみられる方が多く、
大活躍した漢方薬でもあります。
「藿香正気散(かっこうしょうきさん)」に含まれる特徴的な生薬ですが、
「藿香(かっこう)」
「蘇葉(そよう)」
というシソ科の植物由来の生薬が中心です。
「蘇葉」はその名の通り、紫蘇の葉っぱです。
紫蘇の葉がお刺身の提供時に添えられているのはその「解毒」作用によるもの。
その他にもシソ科の植物生薬の共通する特徴として、
そのスーッとした香りから「理氣作用」=ストレス発散作用
「化湿作用」=湿気を取り除く作用
などが期待できます。
「藿香(かっこう)」はあまり聞きなれない生薬ですが、
アロマセラピーなどに詳しい方ですと「パチョリ」といえばわかるかと思います。
その独特な香りから個人的にあまり得意ではない「パチョリ」ですが、
この時期に使うととてもスッキリします。
漢方薬もそうですが、
体調によっても味が変わります。
「藿香正気散(かっこうしょうきさん)」自体も、
普段はそこまで得意な味ではないのですが、
梅雨時期に飲むととても美味しく感じられます。
このように身体の率直な感じ方を重視して、
直感で毎日を生きることも大切ですね♪
湿気で悪化する「重だるい頭痛」の方もとてもスッキリする漢方薬です♪
じめじめで鬱々とした氣分に陥りやすい梅雨ですが、
楽しく乗り切れますように♪
いわゆる「頭痛薬」などに頼るより「漢方薬」でスッキリしませんか?
おまけに胃腸の調子も改善してくれますので、この時期欠かせない漢方薬です♪
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今年は「梅雨明け」後にも雨が多くなったり、
「夕立」やこれからの「台風」などなど
島国である日本では、
常に「湿邪」による問題はついて回る問題です。
家庭の常備薬に是非「藿香正気散(かっこうしょうきさん)をお勧めいたします♪
「子どもたちの未来を守りたい」
ファーマシー未来堂
国際中医師 島田幸一 でした。