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【KENJUKU/健塾】メルマガ第6号 とりあえず眠剤…。危険です!

KENJUKU/健塾 メルマガ 第6号


もうすぐ今年2回目の梅雨明け…という感じになってきました。

暑い夏になりそうです。


水+塩分+カリウム を摂って熱中症予防を心がけましょう!

塩分は水を吸収する役割があります。

そしてカリウムは水は汗として放出する役割があります。

水だけ蓄えても体内の水が温まってしまいオーバーヒートを起こします。

大切なことは熱を水分とともに放出することで体温を下げることです。

ですから、水→塩分→カリウム→水 というような順序で摂っていきましょう。


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眠剤は睡眠薬・睡眠導入剤・導眠剤などと呼ばれ、日本では非常に多く使用されています。


まるで居酒屋の生ビールのように、精神科では眠剤が「とりあえず」感覚で簡単に出されてしまいます。


依存や離脱のリスクはほとんど知らされなかったのですが、ようやく2017年には依存のリスクが注意喚起されるようになりました。


そしてこの度、眠剤の中でも比較的名の知られている ゾルピデム酒石酸塩(商品名マイスリー)、ゾピクロン(商品名アモバン)、トリアゾラム(商品名ハルシオン)に関して、医薬品添付文書が改訂されました。


「禁忌」の項に「本剤により睡眠随伴症状(夢遊症状等)として異常行動を発現したことがある患者[重篤な自傷・他傷行為、事故等に至る睡眠随伴症状を発現するおそれがある。] 」が追記されました。

https://www.pmda.go.jp/files/000247531.pdf

https://www.pmda.go.jp/files/000247530.pdf


つまり、これらの薬を飲んで一度でも睡眠随伴症状(夢遊症状等)が現れた場合、もうその薬はダメとなります。

正確には、服用するのが禁止というよりも、処方するのが禁止となります。

ただし、自己判断でいきなり止めるのは危険ですので、心当たりのある方は、まずは主治医と薬剤師に相談すべきでしょう。


ご家族でこのような症状を起こしているのを見かけたら、すぐに主治医に連絡しましょう。





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