田村指圧治療院

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素晴らしきかな、米という主食!

みなさん、こんにちは
桜が散ると健康面では五月病などと心身が不安定になりがちなシーズンですがいかがお過ごしでしょうか?
そろそろ田んぼに水が張りめぐらされてキラキラと美しい日本の原風景の季節です。
今日は私達日本人の主食、お米についてのお話しです。
驚いたことに米一キロを生産するのに水が3トン以上が必要で、そして収穫量がスゴイ!
ある面積から米なら10俵だとすると麦なら5俵、ソバなら3俵だそうです。更に決定的なのは麦やトウモロシ、イモなどといった主食系とちがうのはお米は連作ができるのです。
米のことを奇跡の作物と言われる由縁がある訳です。
そして指圧師の私が今まで毎日たくさんの人達の身体を触れてみて率直に感じるのは・・・。お米を沢山食べている方々は、皮膚と筋肉がふくよかで張りがあり密度が高い!
スポーツ医学的にもスタミナとは即ち筋肉に炭水化物をいかに含んでいるかに尽きるのです。

以前、来院されていた家畜飼料の会社員から聞いたお話しで、松阪牛や米沢牛の肉質の秘訣はモチ米をたべさせているからだそうで、そして農家の人は肥料になんといってもクズ米とヌカを与えると土質が最高になるそうです。特筆すべきは腹もち感なのです。飯茶碗一杯が250カロリ-ならばクロワッサン100グラムが448カロリ-、もりソバ一枚で400カロリ-、マカダミアナッツは100グラム719カロリ-、かりんとうは100グラム500カロリ-と表示されると納得できない不思議感がありますね。
今現在日本人の米の摂取量が平均で一日一合、戦前の陸軍は4・5合で現在最も一人あたりお米を消費しているのがミャンマーで四合だそうです。
そう言えば・・・林望著のイギリスはおいしいという本に記されていた文章に興味深いところがありましたので御紹介いたします。
イギリスで知日派の先生と食事について話し合っていたときに「そもそもサンドイッチは肉を手で直接触れるのをはばかって便宜的にパンではさんだだけのものであって、日本人の米のようにパンに愛着は無く、主食という言葉は栄養学的には存在するが一般的な概念ではないし、さりとてフイッシュ&チップスのイモでもない」私達日本人が米に愛着をもっているものとしてなにやら理解出来ないです。
例えばアメリカの朝食がクリームとメイプルシロップをたっぷりと染み込ませたパンケーキであるというのも私達日本人には朝からオヤツ風ですよね。
今、日本は健康寿命が男女共に世界一で、日本食がユネスコで認められたのですからおおいにお米を見直すべきだと思います(^-^)
自信と誇りをもってゴハンをぜひ食べましょう。



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