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もっと自然の塩をとろう
人が生きていくために塩は不可欠なものです。
しかし現代の生活習慣病の原因の一つとして、塩分の取りすぎということを言われていますが、それは人工的に作られた塩化ナトリウムが99%の工業塩のことであり、本来の自然に作られた天然のミネラルたっぷりの塩は足りないぐらいなのです。
日本の塩の主な輸入先として挙げられるのは、オーストラリアとメキシコです。
この2カ国から輸入しているのは共に天日塩ですが、良質な天日塩を作るための条件である「乾燥した空気」「砂漠地帯がある」「年間降水量が少ない」などの環境が備わっています。
日本の塩の半分はメキシコから輸入されていますが、メキシコ政府と日本の民間資本による合弁会社によって、年間700万tの塩が生産されています。これら2ヶ国から輸入される塩は主に工業用としてとして利用されてきました。
ところが近年、自然塩の販売が解禁になり、世界各国の良質な塩が日本に輸入されるようになりました。
Salon de Kのおにぎり屋では、おにぎりを握る塩にもこだわりをもっています。
Salon de Kのおにぎりは『ちきゅうの雫』という塩を使っています。
『ちきゅうの雫』はオーストラリアの世界遺産シャークベイ海岸の海水を使って作られています。
そして2年半以上の完全天日後、洗浄、粉砕、乾燥してパッケージにしています。
シャークベイは海水の塩分濃度が高く、古代の生命の誕生の元となったストロマトライトという藍藻類が今でも生きている海域です。
世界遺産のため、その海岸付近には船の航行もないため海水が汚染されていません。
地球上で唯一と言っていいほど海本来の環境が保たれている場所なのです。
シャークベイはオーストラリアの西海岸に位置する塩田です。
水深は2-10m程度で、一面を貝殻で覆われたシェルビーチと呼ばれる浜辺があります。
シャークベイは1991年に世界自然遺産に登録されましたが、太古からの海の環境が現代に残る稀少な海です。
ザトウクジラやイルカが泳ぎ、世界最大のジュゴンの生息地でもあります。
シャークベイには、もう一つ稀少な生物が存在します。
シアノバクテリアという細菌で、ストロマトライトと呼ばれる岩を作り出します。
シアノバクテリアは光合成によって酸素を送り、岩を作り上げてきました。
おそらくは27億年前位には存在し、地球にとって最初の酸素供給源となったと言われています。
生物が生きていくには厳しい環境でありますが、ストロマトライトはメキシコでも生息が確認されていますが、いずれも閉鎖的な海域で外部からの影響をうけにくい環境です。穏やかな潮で水分の蒸発も大きく塩分濃度が高くなり、降水量などの条件も併せて生物には厳しい環境であることからストロマトライトの生存を脅かす外敵も少なかったのではないかと言われています。
そんな希少な海でできた塩はミネラルがたっぷりです。
現代人はミネラル不足です。
「本来の塩」は、海水のもつミネラルバランスをそのまま凝縮させた、様々なミネラル成分を含むものです。
人間の血液の塩分濃度は海水の塩分濃度とほぼ同じなんだそうですよ!!
体にとって不可欠なミネラルを良質な天然塩で補ってください。
良い塩を取ることにより、血液の循環が良くなります。
そして体が温まり、新陳代謝が良くなり、免疫力が上がるのです。
夜中に突然足がつり、七転八倒するほどの痛みがあった方が、この塩をひとなめしたら傷みが引いた、というお話も聞きました。
『ちきゅうの雫』はSalon de K 木こりの家で販売しています。
是非お試し下さい!
『ちきゅうの雫』200g ¥1,080