2024.06.03
邦楽の未来を拓く演奏家 尺八の辻本好美さん
《6月3日(月)》
昨日尺八の演奏会を聴きに
行ってきました。
演奏されたのは辻本好美さん
邦楽って楽しいよ‼︎ということを
最大限に伝えてくださる
コンサートでした。
私が特に印象に残ったのは、
高野山をイメージして作られた
オリジナル曲。
打楽器奏者の池田安友子さん、
ピアノの広田圭美さんとの
息もピッタリで、
池田さんが作り出される
高野山の空気感に
引き込まれたところから、
広田さんのピアノと共に
尺八の調べが紡ぎ出されます。
この曲の味わいは、
辻本好美さんが
高野山にほど近い橋本市で
生まれ育ったからこそ生まれたもの。
この曲を使った
高野山のプロモーションムービーとか
作られないかなぁ。
古典からスタートして、
演歌のアレンジあり、オリジナルあり、
ルパン三世の尺八の曲あり、
客席も手拍子するようなポップな曲あり、
アンコールには学校の教科書に出てくる
こきりこのアレンジなど、
バリエーションに富んだ選曲で
「お客様を楽しませたい、
尺八の魅力を伝えたい」との
思い溢れるプログラムでした。
尺八の可能性をこれから国内外に
どんどん広げて行かれる方だと
思います。
こういう方が学校公演で
邦楽の魅力を伝えていってくださると、
日本の音楽の未来が変わるのになぁと
元小学校の音楽の先生だった私は
心から思っておりました。
今後の演奏活動が楽しみです😊