2024.03.09
頸椎ヘルニア
頚椎ヘルニアの症状は、頚椎の圧迫の症状に似ています。
首・肩・手にかけて主にしびれそして痛みを感じます。
頚椎ヘルニアの場合は、頭を真っ直ぐにしていようが、どの角度にしても、痛み・しびれの大きな変化は少ないのが特徴です。
(頭の向きを変えて痛み・しびれの差が少ない)
頚椎が圧迫されて痛む症状は、主に頭を後ろに倒す、右もしくは左に顔を向けると首の付け根から肩、手にかけて痛み・しびれがはしります。
(頭の向きを変えて痛み・しびれの差が大きい)
当院では、首の骨を真っ直ぐにし、出たヘルニアが元に戻りやすいようにします。
しかし、非常に出てしまった軟骨は元には戻りません。
その場合は、腰のヘルニアで説明したように参照、体を真っ直ぐにして血液の循環を良くし、早く体に吸収されるようにします。
しかし、体に吸収されるまでかなり強いしびれと痛みがあります。
それを待てるかどうかです。
手術をするかどうかは、あなたが判断してください。
治療のペース・予後
首のヘルニアは、出来れば痛みの程度に関わらず、1週間に2回ぐらいをお勧めします。
症状が改善してきたら1週間に1回で良いですが、あまり間隔を空けない方がいいです。
予後は、1ヶ月ぐらい・長くて2ヶ月で終息します。
まれに、手術を勧められた人でも1回・2回で痛みが無くなるなる人も居ます。
その場合は、ヘルニアが出た場所が良かったケースです。
逆にヘルニアが出た場所が悪かったら、軽いヘルニアでも長引く事があります。