2023.12.05
11月26日、お醤油絞り!!
2月26日に仕込み、チーム毎に持ち回りでお世話してきたお醤油を、11月26日に絞りました!!
今年は仕込みで水を入れすぎて、いつまでもシャバシャバしてました。
分離が20cmのまま夏を迎えて、心配してました。
なるべく均一な時間が多い方がいいということで、天地返しの他にちょこちょこ混ぜっ返ししに行ったりして、お世話してました。
その甲斐あってか、夏の暑さのおかげもあってか、とっても美味しいもろみになってました!!
o(^_^)o
今年も、大谷里山農園さんで、場所を借ります。
大谷里山農園さんのHPはこちら↓
https://www.tokyo-satoyama.com/
今年は、去年借りたデッキが修理中で使えず、池のほとりのテントの中で絞ります。
途中、小雨になったりしたので、テントが有り難かったですーー!!
(^人^)
朝も早よから、お湯をガンガン沸かしますよーー!
池に鴨が…。
めっちゃ近くでのんびり水草を食べてますー。(o^^o)
醤油絞りの槽(ふね)は、町田・相模原でお醤油を作っている数グループの共用なんです。
いろいろ協力し合うことになってます。
例えば、場所を貸してくださる大谷里山農園さんも、お醤油仲間です。
槽に保管もお願いしています。
大谷さんのお醤油を絞るときに、うちのグループから行ける人が行ってお手伝いをします。
大谷さんのところは、来年2月に絞るそうです。
わたしは行けるかなーー???
さて、お湯が沸いたところで、お醤油のもろみ(運搬のため2つに分けてある)にそれぞれ5L(だいたい)ずつお湯を入れ、残りのお湯で槽と道具の消毒をします。
ささらでかき混ぜて、もろみからお湯に、醤油成分を抽出します。
もろみがほぐれたら、混ぜて一つの樽にして、さらに別の大きな樽に移します。
空の樽にお湯を5Lくらい入れてから、もろみを移します。
これは何でだったかな??? 聞いたけど忘れちゃいました!!(・_・;
その後は、湯を足しつつ味を見つつ、『良し!!』 というところでお湯入れを止めます。
大体の目安は分かっているので、最後の方を慎重に!!
ここが難しいですね!!
お湯を入れると味が濃くなっていくのが変な感じ。
お湯で醤油成分が溶け出してきてるからなんですが、いい気になって入れすぎると、薄くなっちゃいます。
(^◇^;)
槽の中はこんな。
こんなもんかなーー!? いや、もうちょっとお湯を入れてみようーー! ってことで、300mlくらいお湯を足して、しばらく混ぜたあと、袋詰めに入ります。
絞り師さんは、1人で袋掛けから混ぜ混ぜから、袋詰めまで全部、しかも華麗な柄杓さばきでやりますが、我々は3人がかりでやります。
( ̄▽ ̄;)
1人がひたすら混ぜ、1人が袋の口を開けて持ち、1人が計量カップ(2L)でもろみを汲んで袋に入れます。
入れ終わったら、溢さないようにセットします。
向きを交互に重ねたり、袋の下部分を折り上げて置いたり、槽にピシッと合わせてセットします。
セットしたら、袋の下部分を押さえ、手の甲を下に指を広げてシャーッシャーっと、平に均します。
絞り師さんに教わったことをちゃーーんとやってますよ!!(^-^)
去年の記録も、めっちゃ役に立ちました!!
袋詰めの段階で、お醤油がどんどん出てきます!!
袋を詰め終わったら、蓋を乗せて水平に調整します。
高い方にジャッキを乗せて、沈めて行きます。
水平器でOKになったら、板を噛ませて、いよいよ圧をかけて行きますよ!
写真が横向きになっちゃったけど、こんな仕組み。
ここで急激に圧をかけると、醤油が濁ります。
今回、なかなか濁りが取れなかったのは、これか???
ここで、ボーメ計を使って醤油の濃度を測ります。
ボーメ測りは見られませんでした。
今年はみんな効率よく、自然に分担して動いていたので、全部通しては見られませんでした。
これは去年の写真。
去年は 25℃で21ボーメで、ばっちり!
今回は、19ボーメなので、だいぶ低いです!!!(◎_◎;)
最後の300mlか!?ヽ(;▽;)ノ
ある程度、溜まったら、羽釜へ移して火入れ開始!
60℃まではゆっくり温度を上げていきます。
60℃からは一気に88℃まで上げます。
88℃になったら、窯の火を一気に掻き出します。
ゆっくり加熱している間にも、次に溜まったやつが追加されるので、なかなか上がりません。
60℃までゆっくりと還流することで、不純物がぶつかり合いながら大きくなっていきます。
で、その後88℃まで一気に上げることで、大きくなった不純物が泡となってブワッと湧いてきます。
その泡を野菜に漬けると、美味しい泡漬けになります!!
今回は、樽を置いてもらっていた農園で採れた大根を提供してもらいました。
美味しーーい!!
…けど、辛ーーーい!!(^◇^;)
88℃になったら火を掻き出して、冷ますべく樽に移しちゃー窯へ戻す…てのをやってました。
その頃、わたしはぺったんこになった袋から、カッスカスのもろみを出して、袋を洗うのをやってました。
このもろみは、もらって帰りますーー!!
わたしは、カラッカラに乾かした後、夜な夜なすり鉢でゴリゴリ潰して、調味料として使います!!
٩(^‿^)۶
袋は3段階で洗いますーー。
1)裏返しにしてもろみを出して、裏のまま洗う。水かぬるま湯
2)裏返しのまま、水かぬるま湯で濯ぐ
3)表に戻して、お湯で洗う。
その後、煮沸消毒します。
グラグラお湯を沸かして、袋を煮込みました。(*≧∀≦*)
ここで失敗!!
グラグラお湯を沸かすために、ガンガン火を炊くのですが、隣で冷まし中の醤油に灰が入っちゃう!!
来年は風向きを考えて、作業の位置を決めよう!!(*^o^*)
冷ましたお醤油は、ポリタンクに入れて、農園へ移動させます。
農園で、樽に移して1週間、静置します。
1週間後、分注します〜!(o^^o)