頭の回転が速い人とそうでない人の違い


頭の回転のいい子についてです。

「勉強ができない」=社会に出て不安?

昔は

「勉強はできなくても頭のいい子」

という子はいました。今でもいるのかも知れません。ですが、最近感じるのは

「勉強ができない子」=「将来が不安な子」

が多い感じがします。何でもそうですが、

「考えない」

ということです。だからといって

「勉強だけしなさい」

というわけではなく、ようは

「頭の使い方を考えなさい」

ということです。単純にパターンだけを覚えたり、暗記だけしたりしていると社会に出ても使えないからです。

同級生でもいた頭のいい子

同級生でも勉強は私よりもできませんでしたが

「こいつ頭がいいなあ」

という子はいました。単に勉強に向いていなかっただけで、本来の頭のよを使って仕事をしています。

中には会社を自分で興して従業員が50名ほどいる会社をやっている人もいます。そんな風に考えると

「勉強だけではない」

と思うのです。

大切なことは頭を鍛えること

「では勉強は意味がないの?」

と思うかも知れません。ですが、私は

「絶対に頭は鍛えた方がいい」

と思っています。勉強で大切なことは

「やり方」

なのです。実際に社会で必要なことは

「情報を分類して、共通点を探し出す意識」

です。例えば、理解できない子というのは何でも覚えようとします。理解しないでやり方だけを身につけようとか、覚えようします。

そうすると

「一見よさそうに見える」

のですが、実は遠回りになります。

頭の良い子の頭の使い方

頭のよい人は

「できるだけ省力化しよう」

とまずは考えるのです。覚えることを減らして重要なことだけを覚えるのです。いつも言いますが、例えば、こんな場合です。

km、m、mm
kg、g、mg
kl、l、ml

と単位があります。これを1つ1つ覚えるのではなく、共通点を探します。そうすると

「すべての単位で【k】と【m】がある」

ということがわかります。そうすると

「この【k】と【m】を覚えれば他は覚えなくていい」

【k】・・キロは1000倍する言う意味
【m】・・ミリは1000分の1という意味

となるわけです。共通項を見つけるというのはとても記憶するときにも使えます。

あるいは仕事をするときも共通項を見つけて、その中で共通の項目の上から3つだけに注意すればほとんどの問題は解決します。

勉強で言うと英語のミス。ミスにはいろいろありますが、今までのたくさんのミスを分類すると次の3つになります。

1.三人称単数のS
2.単数か、複数か
3.時制

この3つをチェックするだけでミスの半分以上は減らせます。

また、映画のストーリーのパターンも大体共通項では3つに分類されるのです。

しかも流れは

幸せな状態から悲劇に陥り、再び幸せを手に入れる軌跡を描く「Man in a hole」形式のストーリーが、映画として最も成功する形

と言われています。そうやって、物事の共通点を探して抽象化する能力を身につける勉強をしておくと後々の役に立ちます。

以下を参考にしてください。

頭の回転が速い人とそうでない人の圧倒的な差

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