子育てがうまくいかない。それには伝え方を変えてみては?


以下の言葉はアインシュタインの言葉として広まっていて、本当は違うようですが、まさに正論。 

「狂気とは即ち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること」
 結果を変えたければその途中のプロセスを変えないといけない。今やり方を変えない限り うまくいくことはないです。
多い相談
たくさんの 保護者から相談を受けますが、うまくいっていないご家庭は冒頭にある言葉のパターンの場合が多いです。 
 子どもに対して「自分の言うことを聞かせたい」。それでその気持ちが強くなりすぎて結局うまくいかないというパターンです。
わかりやすい例で言うとこんな形があります。
後輩の若い子が店長になった。どうする?

ある飲食店で後から入ってきた若い20代の子が実力が認められその店の店長になりました。 

「今日から私が店長だ。私の言うことを聞きなさい」
と上から目線で指示してもなかなかうまくいきません。 特に癖のある先輩がいるとその店長の足を引っ張るかもしれません。 
それにその店長より先輩社員の方が仕事でよくしってることもあるかもしれません。
「私が店長だから私の言うこと聞きなさい」
「これは会社の命令だから言うことを聞きなさい」
こんなことを続けていてもうまくいかないのです。ではどうするのか? 当然、伝え方を変えますよね。
 「私はまだまだ若輩者でもあなたの力を貸してください」
と言い方を変えるのです。そうすると年配の人が
「しょうがない。力を貸してやるか」
と言って動いてくれるようになるです。先輩社員は自分が頼られたから何とかしてあげようと気になって動いてくれるわけです。
「そんなことしてたら店長としての威厳がなくなる」
と思うかもしれません。いえ、そんなことはないです。結局、店の売上をあげて結果を出せば、誰も認めざるを得ないのです。
ですがそれをしないで、「俺は店長だから偉い」と自分自身のちっぽけなプライドを守るために偉そうに命令調を続けてしまうとうまく動かなくなります。
そして、その若い店長は結局うまくいかなくてやめてしまいます。その人の言い分は「周りの人が動いてくれなかったから」と。

 これは社会ではよくある光景ですよね。 これを親子関係に変えて当てはめてみればいいのです。
子どもを自分の所有物のように考えてしまうと自分の思うように動かそうと思うかもしれません。 
命令だけになるかもしれません。でも、子どもも大きくなってくるとしっかりした人格を持って自立していくので言うことを聞かなくなります。
特に低学年から高学年になって子どもの扱いが難しくなるのは 今までの方法を変えないからです。
その方法を変えることによって動くというのは ザラにあるわけです。
伝え方を変えてみませんか?
コミュニケーションセミナーでは伝え方を変える話をしています。以下です。
子育てで行き詰まりを感じているなら、今までやってきたことを振り返ってみよう。

27日(火) 10時~11時30分

「親子・夫婦のコミュニケーションセミナー申込み」

子どもを伸ばせる親は【こちら】 一覧 成果を意識する