2023.06.18
「もうやめじゃ!」
卒業生の声
久しぶりに卒業生のお母さんとやり取りをするとこんな答えが返ってきます。
と。当時はそこまで思ってなかったかもしれません。が、実際に社会に出たときに「論理」を使うかもしれません。
そういってくれたお母さんですが、当時はスムーズに行っていたわけではありません。
基本的に私はあんまり怒ったりとか叱ったりとかしません。
年齢的でそういうパワーがなくなったというのもありますが、基本的に面倒くさいので。塾では叱りたくないというのが本音です。
こうでなければいけない
というものはないです。できるだけ叱らないような形が理想だと思っています。
基本的に塾に来るというのは本人の希望であって、学校のように強制ではないからです。
やる気がなければやらなければいいです。
ですが、叱るときもあります。いえ、かっこうをつけてはいけません。怒るときです。
「怒る」と「叱る」は違うのはきわかっていて、いつでも「叱る」りが理想ですが、実際には腹が立って怒るときもあります。
こんなことがありました
「もうやめじゃ」
オンラインで指導していたときに相手の子は不機嫌になっていました。
問題の解き方がわからないからです。少し説明してもわからない。
また、説明してもわからない。明らかに問題を解くのが嫌だったようです。
そして、説明しようとしてもいきなり「わからない」の連発。つまり聞く気がなかったのです。
かなりムカムカ来ていたのでもその時点で
と言ってパソコンを切ってしまいました。パソコンを切ったらパソコンが壊れてダメなのに。
本人はびっくりです。私は普段は怒らないので。その後お母さんからも電話がかかってきました。そして、お父さんからも。
そして、継続指導。基本的に私の場合は結果に対して怒るということはないです。
自分の子どもでも模試で0点を取ったときでも送りませんでした。怒っても仕方がないからです。
取り組み方で変わる成績
ただ姿勢についてはやはり気になります。何でもそうですが、結果が出ると言う前にはその姿勢や取り組み方が変わります。
逆に言うと成績が上がる前にはその姿勢や取り組み方がよくなっていると成績が上がってきます。
特に論理エンジンはそれがてきめんです。最初から上がらないなと思う家は結果を早く求めようとする家です。
ちょっとやって
「こんなので結果が出るの?」
という風に取り組んでいると、多分上がらないです。もちろんやっていると不安はあります。
だからといって結果を早く求めると途中でやめてしまう子が多いです。
大切なこと
大切なのは親が
「勉強すれば上がる」
と信じることですね。学習曲線について知ることですね。
イメージしてもらうとわかりますが、何でも習い事をやって上手くならないということはあるのでしょうか?
例えば私が料理を習ったとします。
「私が料理がうまくなるかどうか?」
と質問されたら、どう答えますか?もちろん、言われたとおりに真面目にやります。
当然ですが、うまくなるに決まっています。もちろん超一流のシェフになれるかどうかはまた別の話です。
が、今よりは上手くなるはずです。勉強も同じです。きちっと正しい手順で学ぶことができれば成績が上がってきて当たり前です。
ただし、それがきちっと学ぶかどうかということと、時間の問題です。
国語の場合は特にそれが顕著です。というのは普段から国語は日本語として使っているからです。
日本語として間違った使い方をして癖がついてるので、その癖を治直すのに時間かかります。特に論理的に考えていない子は時間がかかります。
ただ、それが修正されると当然ですが、成績が上がってきます。その時間が短いか長いか、ただそれだけです。
実際に指導した子でも途中で成績はさがるときもあります。ですが、そのあと伸びてくるのです。
冒頭の怒った子も実はすごく伸びた子です。結局、論理エンジンを信じて続けていったおかげで成績は伸びました。
そして、今は大学院生です。そのお母さんが言われたのさきほどの
です。これは卒業生が社会人になっても言うことです。だからこそ私が塾で指導しているわけです。
目先の勉強というよりもずっと社会に出ても使える勉強という意味です。
「国語の成績を上げたい」と思う方はまずは問い合わせを以下より
問い合わせはこちら