2026.09.17
自分を大切にするって「ハーブティーを淹れること」
今、私はハーブティーを淹れています。
なぜなら、ハーブティーが飲みたかったから。
以上。
……なんだけど、今日書きたいのはこの話です。笑
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さっき、喉が渇いたなーと思った。
水はある。
水なら、コップに”ジャー”で終わる。
なのに私の中の私が、
「ハーブティー飲みたい」と言い出した。
めんどくさい。
非常にめんどくさい。
お湯を沸かさなきゃいけない。
茶葉を出さなきゃいけない。
そして何より、
洗い物がひとつ増える。
水飲んでくれ。
私としてはそう思う。
でも残念ながら、私も私なのである。
そして私の中の私は、まだ
「ハーブティー飲みたい」
と言っている。
なので、
「はいはい、わかりましたよ」と思いながら、
今お湯を沸かしている。
そして、ふと思った。
「自分を大切にする」って、こういうことなんじゃないかな。
──────────
私は「自分を大切にしよう」という言葉が、あんまりピンとこない。
自分にご褒美をあげましょう、とか。
自分を一番にしましょう、とか。
やりたくないことはやめましょう、とか。
もちろん、それも一つなんだろうけど。
なんかもっと、地味じゃない?
と思っている。
特に世の母ちゃんたちは、子ども相手なら毎日のようにやっている。
朝子どもが「パン食べる!」と言うからパンを用意した。
焼いた。
バターも塗った。
よし食え。
と思ったところで、
「やっぱりごはんがいい!」
とか言われる。
…………。
最初に言え。
と思う。
思うけど。
「えーーー、めんどくさーーー」
とか言いながら、結局なんやかんやご飯を用意したりする。
子育てって、こういうことの連続だと思う。
ちなみに我が家は今朝もこの押し問答があった。
そして私は、別に「めんどくさい」と思うことを悪いと思っていない。
だって、めんどくさいものはめんどくさい。
愛していても、めんどくさい。
世界一大事でも、めんどくさい。
そこは普通に両立する。
でも、
めんどくさいけど、この子がそうしたいならやってあげよう。
っていうことを、私たちは日常的にやっている。
じゃあ。
同じことを、自分にもやってるだろうか。
子どもの
「ごはんがいい!」
は聞いてあげる。
旦那さんの
「今日これ食べたい」
も、まあ場合によっては聞いてあげる。笑
でも自分の、
「ハーブティー飲みたい」には、
「水でいいでしょ」と言う。
自分の、
「ちょっと休みたい」には、
「あとで」と言う。
自分の、
「今日はこれ食べたい」には、
「残り物あるからそれ食べよう」と言う。
もちろん、毎回自分の要求を叶える必要なんてない。
そんなことしてたら生活が回らない。
でも、
自分だけが毎回「まあいいか」の対象になっていないだろうか。
私はそこが結構大事なんじゃないかと思っている。
子どもの小さな要求は拾ってあげるのに、
自分の小さな要求だけずっと無視していると、
自分に対して、
「あなたの希望は、別に聞かなくていい」
と教え続けることになる。
それって地味だけど、積み重なると結構怖い。
しかも、小さな「こうしたい」を無視し続けていると、そのうち、
「こうしたい」自体が出てこなくなる。
これ、最近すごく思う。
「今日一日、完全に自由です。何したい?」
と聞かれて、
「……何したいんだろう」
となる人って、意外と多い。
別に、
「世界一周したい!!」
「会社をつくりたい!!」
「世界を変えたい!!」
みたいな野望がなくてもいい。
そんな毎日、世界変えなくていい。笑
でも、
「今日何食べたい?」
「どこ行きたい?」
「何してると楽しい?」
「本当は何が嫌?」
「どういう毎日だったら嬉しい?」
それすらわからなくなっていたら、ちょっと寂しい。
そしてそれはたぶん
突然わからなくなったわけじゃない。
「ハーブティー飲みたい」
「今日はこっちの服が着たい」
「10分だけ一人になりたい」
「本当は今日は行きたくない」
そういう小さな声に、
「はいはい、あとで」
「そんなのどうでもいい」
「今それどころじゃない」
って何年も言い続けていたら、
そりゃ、そのうち言わなくなる。
──────────
だから私は、
小さなわがままを聞いてあげることは、自分との信頼関係をつくることだと思っている。
全部叶える必要はない。
たとえば出発しなきゃいけない5分前に、
「ハーブティー飲みたい!」
と言われても、
「いや今は無理。水飲んでくれ」
でいい。笑
でも普段、
「はいはい、わかったよ」
って聞いてあげているから、
たまに「今日は無理」と言っても、自分の中でそんなに揉めない。
たぶん、
「この人は、私のことを無視する人じゃない」
という信頼があるからだと思う。
まあ、この「この人」も「私」なんだけど。笑
──────────
自分を大切にするって、
自分を最優先にすることでも、
全部のわがままを通すことでも、
高いバッグを買うことでもないと思う。
そもそも私の中の私は、そんなに毎日エルメスを要求してこない。
言ってくるのはだいたい、
「ハーブティー飲みたい」とか、
「今日はこっち食べたい」とか、
その程度だ。
だから、そのくらい聞いてあげようと思う。
面倒くさかったら、
「めんどくさ!」って言いながらやればいい。
子どもにだってそうしてるんだから、自分にだってそれくらいしてあげていい。
自分を大切にするって、たぶん、自分のためにちょっと面倒くさいことをしてあげること。
そしてその積み重ねが、
「私は私の声をちゃんと聞く」
という、自己信頼になっていくんじゃないかなと思う。
ということで。
お湯が沸きました。
ハーブティーを飲みます。笑
* * *
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