2026.09.05
左手腕のしびれ、左肩甲骨の痛だるさ(子供の添い寝がつらい)
子育て中のママさんは、休みなく本当によく頑張られています。
先日ご来院されたK様(30代女性)も、3歳のお子様の添い寝や抱っこにより、お体に限界を迎えていました。
「左手がしびれて感覚が弱い」「左腕が重だるい」「背中や肩甲骨の痛み」「朝起きた瞬間から全身が痛い」という、気の毒なほどの状態です。私の妻もかつて同じように疲労困憊、満身創痍の時期がありました。だからこそ、お母さん方のつらさは他人事ではありません。
またK様は、お子さんの添い寝の姿勢が段々きつくなり、育児を楽しめず、ストレスと感じてしまうことに自己嫌悪に陥っておられ、何とかしたい、というお気持ちがありました。
以前行ったマッサージに行くが改善せず。「全身やってくれるのはいいんですけど、左肩や手はあまり見てくれない」ため2回で止めたそうです。さすがに根本から治さないとまずいと感じ、整体を探して来られました。
お話を伺っている最中も左腕や背中を気にされるご様子で、かなりしんどそうです。添い寝でいつも左を下にせざるを得なく、半年前くらいから時々手がしびれるようになってきて、1ヶ月前から感覚が弱くなってきたそうです。

<育児疲れのご相談は多い>
育児によるお体の不調のご相談は非常に多いです。どなたも育児疲れが蓄積した状態でお越しになります。育児疲れは0〜3歳がピークと思われがちですが、ケアができないまま、育児が落ち着く4〜6歳頃に一気に悪化して来院される方も少なくありません。
お体を拝見すると、痛む場所を無意識にかばう「補正作用」の繰り返しで背骨までねじれていました。さらに首肩の深層筋の張りが、腕への神経や血管を阻害する「胸郭出口症候群」を引き起こしていたのです。
また、抱っこも子供が大きくなるに従い、疲労が体のあちこちに顕著に表れてきます。特に、肩や肩甲骨、手や腕の不調、背部痛、腰痛と主に抱っこの負担として、腕や背中を中心に強い不調が現われる傾向があります。
お体のあちこちに不調を抱えている場合、スピーディーかつ確実に改善するために当院が大事にしているポイントは2つあります。
1、重い症状の根本原因にしっかりアプローチすること
2、全身の筋骨格へしっかりアプローチし、副交感神経を活性化させること
筋疲労の蓄積が悪化していくと、補正作用が起きてきます。
「補正作用」とは、ある部位の痛みを他の部位で無意識にカバーし痛い部位を休ませたり、無意識に骨格を歪ませることで不調から逃れることです。
そのため、痛みに対して特に対策していないのに、急に楽になることがよくあります。これは「治った」のではなく「補正作用」の可能性があります。つらい部位を休ませることはいいのですが、そのカバーもやがて効かなくなり、結果的に痛い部位が増えていくことがよくあります。
K様も痛みや不調を一つの体の中でカバーし合いながら、育児や家事を頑張られていました。しかしやがてそれも難しくなり、補正しきれないような状態になっていました。実際、お体を拝見しますと、立位の状態で体のバランスが乱れや、背骨の歪みまでハッキリ確認できるほどでした。
こういう場合は、左側の不調が重いため、時間をかけてしっかりアプローチすることは必須ですが、基本はやはり全身への施術が必要です。
<胸郭出口症候群って?>
手や腕の不調は「胸郭出口症候群」であることが分かりました。それと、単純な周辺筋肉の過労が合わさった不調です。
胸郭出口症候群は、簡単にいうと、首肩の付け根の深層筋の張りが強いことが原因で、腕や手への「神経」「血管」「リンパ」の流れが阻害されているために起きる症状です。手のしびれや痛み、冷え、握力低下、むくみなどがあります。しかしながら、実は改善しやすい症状です。
実は当院では、おかげ様で胸郭出口症候群(手のしびれや痛み)への改善実績が大変豊富です。原因箇所をしっかり見極めれば結果はおのずとついてくるものです。
<施術内容と効果>
うつ伏せになって頂くと、上半身は背中や腰がガチガチに張り、背骨も左右にねじれていました。これでは睡眠の質も低下し、体調が良くないのも納得です。下肢は軽めに行い、とにかく上半身をしっかりアプローチすることにしました。とはいえ、簡単に筋骨格が緩み整う状況ではないので、1回目でどこまでできるかです。
上半身を中心に、肩甲骨の裏や脇の深部、手先まで丁寧に少しずつ緩めていきました。
施術後、K様は「背中がすごい軽い!いつも苦しかったのがウソみたい!」と喜んでくださいました。施術中には手のしびれも消失していました。K様の満足度は非常に高かったのですが、実は私の満足度は「50%」ほどです。
なぜなら、初回来院時に90分など時間をかけて100%完璧にやり切ろうとすると、かえってお体に反動が出て体調を崩すリスクがあるからです。「最短かつスムーズに改善する」ためのベストな加減。これは長年の経験から導き出した当院のこだわりです。
K様はある意味、「絶不調が通常モード」でしたので、それが一時的に何割か改善されただけでも、K様の感覚的には一気に楽になったという体感があるのです。そのため、満足度が非常に高いのですね。
一番症状の強い手や腕は、1回目の施術後に一時的であっても、かなり改善されました。根本改善の第一歩はこれでOKです。改善解消までの道のりがだいたい見えてきたので、もちろん施術間隔や疲労のスピードも考慮しますが、順調なら1ヶ月くらいで大きく改善できているはずです。
2回目は、症状が重いのと、K様も「早く良くしたい」という想いもあり、4日後に2回目の施術で来院されました。当日、K様は笑顔で来院されました。「まだ腕良くないですけど、ずいぶん楽になりました。あと寝る時に呼吸が楽になり、これも効果出ているんだなと思いました」とご報告頂きました。
1回目の施術内容と結果、2回目来院時のご症状を踏まえ、2回目の施術内容を決めますが、基本方針は初回時から変わりません。
初回から約1か月後、状況が随分変わりました。指の感覚の鈍さは大幅に軽減し、しびれはキレイに消失。指に力が入りやすくなりました。添い寝も普通に大丈夫になり、朝の目覚めも格段に良くなったそうです。心配されていた暗いお気持ちも回復され何よりです。
左腕と手の不調はまだ改善できるのと、お体のメンテナンスも希望されているので、しっかりサポートして参ります。
当院が初めての方はこちらがお得です。
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