2023.05.05
子どもの日に想うこと。子どもにとって一番大切なこと。
以前書いた内容です。今も実家に帰っています。あれから何年も経っていますが、両親は健在です。
実家にて
今日は子どもの日ですね。それにちなんだ話をしていきます。
昨日、実家に帰って母と話をしました。そして、思わず笑ってしまいました。
というのはその内容が
「病気の話ばかり」
で、
「××さんは××で入院した」
「△△さんは××で動けない」
「□□さんは倒れた」
とか。そんな話です。そして、この話は私が大学生になったとき祖母から送られてきた手紙の内容と似ていたからです。
私の祖母から私宛に近況を報告してくれるのですが、内容が
「近所の××さんが亡くなった」
「△△さんも亡くなった」
「お前も知っている□□さんも亡くなった」
とそんな報告です(笑)何でこの話が
「子どもの日」
と関係があるのかというと
「子育て」
についてすごく考えることがあるから。
お年寄りがいる家はわかりますが、人によって最終ゴール(死)の期日はバラバラですよね。
早く亡くなる人もいれば、長く生きている人もいます。
生まれた年が同じでも死ぬ年は人によってバラバラです。人に平均寿命の半分の人もいますし、もっと長く生きている人もいます。
そう考えると、目の前の成績とか、結果とは一体何なんだと思ってしまいますね。
今やっていることも、60年後、70年後には忘れているかも知れません。
そうすると子どもにとって大切なことは何なんのか・・と思ってしまいます。
最適な人生を送る
そして、そのときにはあなたはいないなのです。そうすると子育にとって大切なことは
「あなたの子にとって最適な人生は何か?」
です。ここでのポイントは
「最高」
ではないところです。例えば、年収でいうと
「年収500万円」と「年収1000万円」
でいうと「年収1000万円」が高いです。金額だけでいうと
「年収1000万円」
の方がいいですね。さらに
「年収1億円」
とするとさらに高いです。だったら
「年収1億円」
を目指すのかというとそこは微妙なんですね。というのは
「年収1億円」
になるためには、それだけの
「努力」「ストレスの克服」「人間関係」
などいろいろなハードルを越えていかないといけないからです。
もちろん、目指すのは結構ですが、それが本人にとって幸せかどうかしは別の話です。
私のサラリーマン時代
例えば、私もサラリーマン時代がそうでした。仕事をして頑張れば収入は増えました。
ところがそれに比例してストレスも増えていきます。だから、休日前はストレス発散のために
「飲み会に行く」→「サウナ」→「サウナで宿泊」
というパターンが出ていました。これがずっと続くわけです。
「満足だったのか」
というと微妙です。
ところが独立してからは、そういう意味でストレスはかなり激減ました。例えば、サラリーマンのときは休みがありました。
ですが、日曜日の夕方サザエさんの曲が流れると
「はぁー。明日は会社か」
と哀愁が漂い始めます。休みもあって。安定もしているのにです。今はサラ―リマンに比べて休みは少ないですが、
「仕事をついついしてしまう」
日々です。休みの日でも
「あっ、あれしよう」
と思って起きて仕事をします。周りから見ていると大変そうに見えますが、本人は幸せです。
あとはゆっくりお風呂に入って、美味しい料理とお酒があれば満足です(笑)
「嫌々やる8時間」
ではなく
「自分が夢中になってしまう12時間」
なので身につくスピードも早いのです。私の場合は就職するときに母が
「公務員。特に学校の先生になったら、生活も安定するしいいよ」
と強く望んでいました。本当に何度も話をしました。最終的には母と朝まで話をして、結局私が折れることはなかったのです。
母も
「もう知らんわ」
ということで私の学校の先生への道は終わりました。
今は
ですが、今は幸せです。何よりも仕事が面白いから。だから、あなたのお子さんにも
「自分の能力を発揮して、毎日毎日が楽しい」
と思ってもらえる人生を歩んでもらえたら・・と思います。
本当に大切なのは
「子どもにとって最適な人生」
です。収入だけでなく毎日毎日が楽しい日を送ってもらえたらと思います。
そして、それに収入がついてきたら素晴らしいですね。
そんな子どもを育てる塾にしたいと思います。