【まるオホ】ジェンマ・ディ・フルッタ〜果物愛溢れるフルーツカフェ

美しくカットされた色とりどりの果物たち。
驚くのは、お皿やグラスに果汁(ツユ)がにじみ出ていないことです。
ツユが出ないからこそ、フルーツがより一層キラキラと輝いて見えます。
今回取材させていただいたのは、北見市にお店を構える「ジェンマ・ディ・フルッタ」の店主、遠藤徳恵さん。
美しく盛り付けられた果物の数々の中から、今回は「フルーツタルト」をいただきました。
口に入れた瞬間、フレッシュな香りとジューシーな果汁が溢れ出します。
この一皿の裏側には、店主のあふれる果物愛と、生産者さんたちへの誠実な想いがありました。

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1.好きすぎて、農家のパートから始まった道

元々、とにかく野菜や果物が好きすぎて、結婚後は地元の農家へパートに通うほどだったという遠藤さん。
その後、地元スーパーの野菜売り場で働くようになり、大好きな野菜の知識をさらに深める中で、
店頭で販売する「カットフルーツ」も担当するようになります。
そこで直面したのが「どうしても果汁が出てしまう」という悩みでした。
納得のいくカットを追求するため、自ら札幌へ通い勉強を開始。
果物ごとのツユが出ない切り方と、美しい見た目に仕上げる「ジュエルフルーツ」の資格を、
長い時間をかけて実直に習得していきました。
その探求心と技術が認められ、パートでありながら企画を任されたり海外研修を経験したりとステップアップ。
周りからの後押しを受け、2020年に自分のお店をオープンしました。


2.生産者への誠実な想いと熱意で繋ぐ仕入れ

「オホーツクのいいモノを知ってほしい」「地元の農家さん、生産者さんに頑張ってほしい」という想いから、
地元産の果物が獲れる時期は、地元産を積極的に使っています。
「オホーツク=果物」のイメージはあまりないかもしれませんが、実はオホーツクは果物の宝庫なんです!
北見のリンゴ、端野のメロン、網走のさくらんぼ、女満別のブルーベリーなど、魅力的な果物がたくさん揃っています。
ブルーベリーやハスカップは鮮度を保ったまま冷凍し、一年を通して地元の味を楽しめるよう工夫されています。
また、地元産が手に入らない時期や、桃・マンゴー・シャインマスカットといった道外の果物についても妥協はありません。
できる限り無農薬・減農薬のものを選び、自ら調べた生産者さんへ直接猛プローチ。
「なぜ、あなたのところで育った果物じゃないとダメなのか」
自身の熱い想いを直接伝え、共感してくれた農家さんから直送してもらっています。
この時期使用している、桃やマンゴーなど全国各地から仕入れる旬の果物も、そうした誠実なやり取りから生まれた特別な仕入れのひとつです。


3. 自ら収穫に足を運ぶフットワークと責任感

遠藤さんのこだわりは、ただ仕入れるだけにとどまりません。
休日を利用して自ら農園へ足を運び、直接収穫を行います。
さくらんぼの時期には、なんと自ら脚立に登って収穫することも。
自分の目で見て、触れて、本当に良いモノだけを厳選して店に持ち帰る。
このフットワークの軽さとこだわりが、ジェンマ・ディ・フルッタのスイーツの美味しさの秘訣です。
今回、私も収穫作業に同行させていただきました。
農園の人たちと果実の生育状況や旬のものなど、コミュニケーションを取りながら、
その時の一番いい状態のものを仕入れる姿から、生産者さんと遠藤さんの深い信頼関係を垣間見ることができました。
(収穫の様子は、メルマガにて詳しくお届けいたします。)
「自分の目で見て、手で確かめた確かなものをお客さんに届けたい」という現場主義と責任感があるからこそ、
ジェンマ・ディ・フルッタのフルーツはいつ訪れてもとびきりフレッシュで美味しいのです。


4. 果物への愛と技術が詰まった空間とメニュー

そんな妥協のない想いと技術が集約された店内には、訪れるだけで心が躍る空間が広がっています。
店内正面のショーケースには、その日のとびきり美味しい果物を惜しみなく使ったスイーツたちがキラキラと輝いています。
商品はテイクアウトはもちろん、店内のイートインスペースでゆっくりと楽しむことも可能です。
イートインでは、パフェやドリンクなど、ここでしか味わえない贅沢なカフェメニューも堪能できます。
冒頭でもチラッとお伝えしましたが、今回いただいたのは「フルーツタルト」。
このタルトには、網走・よこやま果樹園のさくらんぼ、女満別・北向小果樹園のブルーベリー、地元産のイチゴと、
オールオホーツクの果物がたっぷり盛り付けられていました。
通常、ケーキにフレッシュなカットフルーツをのせると、ツユが出てしまうことが多いですが、
遠藤さんの腕にかかれば余分なツユは一切ありません。
そのため口当たりが良く、果物本来の食感とジューシーさが際立ちます。


生産者さんへのリスペクト、妥協のない仕入れ、そして自ら足を運んで素材を厳選する行動力。
遠藤さんの果物への深い愛を知ってから味わう一品は、美味しいだけでなく、どこか心まで温かく満たしてくれます。
今後は8月に、人気の端野産メロンやシャインマスカット、9月にイチジク、10月には篠根果樹園のリンゴなどを使ったメニューが登場予定。
オホーツクの旬の恵みと、全国各地から厳選された果物を味わいに、ぜひ足を運んでみてください。



~PROFILE~
ジェンマ・ディ・フルッタ
北海道北見市並木町144-23
https://gemme-di-frutta.jp/
https://www.instagram.com/gemmedifrutta/

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