2026.06.09
首から背中の寝違い(トリガーポイント療法を受けたい)
ひどい寝違いで来院されたY様(30代女性)。
最近、引越されたばかりでその作業負担からか、左の首から背中にかけて縦に重度の寝違いをしてしまったそうです。寝違いは、軽めも重めも時々あるそうですが、今回はかなり重いそうです。
一時期、寝た状態から起き上がるのに1時間もかかり、首を少し動かすだけで背中まで激痛が走るため、外出はおろか家のこともあまりできずでお困りでした。痛みが少しましになったタイミングで、来院されました。
Y様は整体に昔一回、マッサージ系はたまに行かれるそうですが、今回の痛みはどこに行けばいいか分からず、知人に聞いてみた所、「トリガーポイントに詳しいところはどう?」と勧められたそうです。
知人の方は以前トリガーポイント療法ですごく楽になった経験があったそうです。ネットで探して当院に行ってみようと思ったそうです。
※トリガーポイント療法とは「当院の手技について」
https://home.tsuku2.jp/f/okoe/sejyutu-naiyo

<強い痛みへの当院のケア>
早速お体の状況を拝見させて頂きました。施術する上で、どういう動き、どういう姿勢で痛いか、検査する必要があります。
このような「痛みの再現」は、患者様には強いストレスです。痛いのはイヤですからね。検査でも施術中でも何度も痛くしてしまうようではプロとして失格です。痛みは最小限のまま改善することが理想です。
最小限での検査をすると、首の「下向く・上向く・左向く」動きで痛みが強く、特に「上向く」はほとんど出来ない状況でした。「これでもましになった方」とのこと。
痛みも張りも強いため、施術は慎重に進めないといけません。かといって慎重すぎて根本原因(特にトリガーポイント)にアプローチできないと、改善もその分遅れてしまう可能性があります。ただほぐせばOKではありません。心身への負担を極力ゼロのまま、しっかり成果を出す施術が必要です。
<施術と効果>
炎症はなく、様子をみながらトリガーポイントを中心に丁寧に緩めていきました。
1回目の施術後、上向く動作でまだ首と背中が強く痛みますが、30%減り天井を少し見るくらいまで可能になりました。それ以外の動きはだいぶ改善されました。首から背中にかけてテーピングをして様子見です。
「とにかく早く治したい」というご希望もあり、翌日ご来院いただくと、「前日夕方までは痛みはあったが、夜に痛みが少し引いた」そうです。2回目の施術は1回目にできなかった、首から背中の可動域を回復させる施術まで行うことができ、施術後は上向く動作痛は80%減少(痛みは残り20%)しました。その後の施術で痛みは完全解消しました。
かなり痛みが強かったのですが、比較的スムーズに改善することができました。日々の全身のメンテナンスを希望され、トリガーポイント療法は「めちゃくちゃ効きます」ととても喜んで下さっております。「朝起きたときのスッキリ感が以前と全然違う」など色々効果を実感されています。
<寝違いの原因>
寝違いは腰で起きれば、ぎっくり腰です。どちらも疲労の蓄積が大前提と当院は考えています。「なんでこんなにひどくなったりするんですか?」というご質問を頂きました。
おそらくですが、何度も寝違いが起きるのは、首や背中の筋疲労がかなり蓄積し慢性化されていることが大前提にあります。それはY様もご納得されていました。
以前のマッサージでトリガーポイントを施術されておらず、疲労が蓄積され続けてしまったこと、前回のマッサージ(約1年前)から間隔が空いたこと、が原因と考えられます。そして、引越し作業で最後の一押しがあり発症したと推測します。
疲労の蓄積は、免疫力もさがり、自律神経のバランスも乱れるので、自分の疲労度を理解し管理することは大事ですね。