課金しすぎたクソゲー

昔、メンターに言われた言葉がある。


「課金しすぎたクソゲーはやめにくいよ」


彼女(メンター)に言われた中で、

これが一番刺さっている言葉な気がする。


私は3歳の頃から看護師になりたかった。

医学部看護学科に進学し、

800万円の奨学金を借り、

やっと助産師になった。

夢だった。

20年以上追いかけ続けた夢。


でも7年働いた頃には、薄々気づいていた。


「これ、一生は続けられないな」と。


もちろん助産師という仕事が嫌だったわけじゃない。

むしろ誇りを持っていた。

たくさんの命に関わらせてもらったし、

今でも大好きな仕事。


でも、

私の人生全体で考えた時、違和感があった。


だけど見て見ぬふりをしていた。

真正面から認めるのが怖かったから。


だって私は、

20年以上、この夢を追いかけて、

800万円借金して、

必死に勉強して、

やっと助産師になったんだから。


やめるなんて、全部無駄になる気がしていた。


でもある時気づいた。

私は未来じゃなく、

過去ばかり見ていたんだと。


助産師がクソゲーなんじゃない。

全然違う。


私は、

時間も、情熱も、

お金も、人生そのものも、


全部そこに注ぎ込んできた。


だから手放せなかった。


でも冷静に考えたら、

過去に使った時間もお金も戻ってこない。


大事なのは

「これからどう生きたいか」


それに気づいた時、

腹を決めた。


「やめよう」


もしやめてみて、

やっぱり助産師が最高だったら、また戻ればいいじゃないか。


人生は一度きり。

だったらチャレンジしてみよう。


そこから私の人生は激変した。

収入も、

出会う人も、

考え方も、

見える景色も。


今振り返ると、

人生が変わった瞬間は、

何かを始めた時じゃない。


過去のコストに縛られるのをやめた時だった。


ちなみに人生というゲームは、

アンインストールも、リセットも不可である


だから私は、

過去にいくら課金したかじゃなく、

これからどんな人生をプレイしたいかで選ぶことにしている。


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