2026.05.11
股関節の痛み(しゃがむ立ち上がる、階段、歩行)
左の股関節の付け根の痛みが2ヶ月前からあり「自然に治るかと思ったけどひどくなった」とM様(50代女性)が来院されました。
痛みは、床から立ち上がる時、階段上る時、走る時、しゃがむ時、自転車乗る時に痛いそうです。立ち仕事中に左足がとても重だるく、歩く時も痛みを感じるようになり、ちゃんと治そうとなったそうです。
実は当院にお越しになる前に、ほかの整体に行かれたそうですが「ここでは治らない」と思い、他を探していたそうです。

<痛みの原因の施術方針>
痛みを分析すると「股関節の可動域が大きいとき」「負荷が大きいとき」という共通点がありました。その後悪化したため、動きも負荷も小さい立位時、歩行時も痛みが出てきてしまったのが現状です。
痛みの一番の原因は、大腰筋と腸骨筋でいずれも深層筋です。股関節の炎症の可能性もありましたが、それは股関節の検査ですぐに分かりました。関節が主原因の特徴が一切なく、100%筋肉由来の痛みと判断できました。左腰~左足全体に張りが強く、骨盤と腰椎のねじれによるバランスが崩れているのも一つの要因と思われます。
股関節は日常生活で非常に負担がかかりやすい部位のため、使いながら改善していく難しさがあります。改善してもまた悪化する可能性もあるため、スピード感もって改善することがとても重要です。
あくまでも全身施術をベースにして、大腰筋や腸骨筋など股関節に関わる筋肉をしっかり緩めつつ、骨格のねじれを正すことがベストな施術です。
<施術効果>
初回後立っていただき、歩いたりしゃがんだりと状態を確認して頂きました。「足がめちゃくちゃ軽いです!すごい。まだ股関節は痛いですけど、でも大分ましかも。」と痛みの軽減と下半身の軽さを実感いただけました。
施術回数を重ね痛みは薄れ、色々な動きを試して痛みを探すほどまでになりました。5回目来院された際には「床から立ち上がるときだけ少し違和感あるくらい」まで改善したことが分かりました。
M様は運動好きで「何か家でできることがないか」とのことで、50%ほど改善したときに股関節周りのストレッチをレクチャーさせて頂きました。
また、筋トレやジョギングの早い再開を望んでおられ「再開しても大丈夫か」聞かれました。股関節への負荷と現状を考慮して「ウォーキングはOKです。ジョギングは軽め再開からどうですか?」とご説明。ご納得されて再開できることに喜んでおられました。
改善が順調に見える今の状況で、運動したことにより痛みがどうなるかも根本改善する上で大事な情報です。実際、軽めジョギング直後に少し痛みが出てしまいましたが、翌朝自然に軽減していました。これは筋骨格が根本的に改善されてきた何よりの証です。
M様は首のコリや肩こり、肩の可動域低下、睡眠が浅いこともお困りでしたが、そこの施術もしっかり行い初回の施術から約2ヶ月後には全く不安なく30分~60分のジョギングができるようになりました。
<股関節の痛みについて>
股関節の痛みは圧倒的に女性が多いです。男性よりも女性の方が股関節が浅く不安定なためです。変形性股関節症になりやすいのも女性です。
股関節の痛みは歩行への影響が非常に大きく、悪化するとまともに歩けなくなります。過去にご家族に抱えられて来院された方もおられました。また、タクシーで来院された方で、痛くてなかなか乗車できなかかったそうですが、帰宅時は楽に乗車できたということも以前ありました。
悪化する前に早めにケアすることが一番の予防法と当院では考えております。