首を回すと痛い(車の運転で不便)

「首を動かしにくい」「首を動かすと痛い」というご相談はよく伺います。痛くはないけど動かしにくいものと、強い痛みを伴うものがあります。ストレートネックや寝違いや事故による首の痛みもあります。

※交通事故の後遺症による首の痛みに対する当院見解は本文末です。


「これ以上いかない」など、可動域が狭くなっている人のほとんどが、「伸展」という上向く動作が苦手です。「うがいが苦手」「上向くと詰まった感じがする」「映画館の前の座席が苦手」「目薬上手くできない」など色々なお声があります。

本来、首の可動域は【屈曲|下向く60度】【伸展|上向く50度】【回旋|右向く・左向く60度】【側屈|右倒す・左倒す50度】の4種類です。


日々これらの組み合わせで動かしています。例えば、右上を向いた時は「伸展+右回旋+左側屈」という3つの組み合わせです。首を動かすと痛い場合、4つ(細かく言えば6つ)のどの可動域が制限されているかを正確に分析することで、原因筋を見つけ的確に施術することができます。

M様(60代男性)は、軽い寝違いと思われますが、「少し前から右に回すと左の首がズキッとする」とご相談頂きました。車の運転でバックするとき右向くと左首が痛いので、慣れないミラーに頼らざるを得なく困っている、とのこと。


右に回すとき、左の首が痛いのは、左の胸鎖乳突筋が血流が悪化し硬くなっているのが原因です。耳の下(首の側部)から首の前部を結んだ筋肉ですが、右向く時に左の胸鎖乳突筋が働く仕組みです。

ですので、ここを緩めることは必須ですが、それだけですと実は完全に可動域は回復しません。なぜなら、一つの筋肉だけが悪く関連筋は全て正常ということは稀だからです。関連筋もすべて緩めるのが鉄則です。


施術後「おー首が回る。ビフォーアフターって感じ」とご満足いただけました。

寝違いの場合、強い痛みになることが多いですが、4つの動きほとんどが痛くて動かせないというケースもあります。その中でもどの動きが一番痛みがあるか、制限があるか、というところからアプローチすることで当院では良い結果につながっています。


<交通事故後の痛みへの当院の見解>

交通事故の後遺症で首や肩や全身の不調でお困りの方が、時々お見えになります。事故直後の炎症期や損傷期が落ち着いた数か月後に、痛みが残っていたり新たに痛みが出てきたりする場合があります。

このような状況の場合、あくまでも当院実績によるものですが、大幅に改善することが多いです。「こんなに良くなると思ってなかった。ずっと一生このままかと・・・」という方を何度も見てきました。


大きく改善しやすい方の特徴は、不調の原因が「筋肉」と「自律神経」にあるケースです。

事故の衝撃で本能的に防御態勢をとり筋肉が過緊張することが多いですが、お体がそのままの状態で月日が経過すると、だんだん不調を感じるようになることがよくあります。確かに後遺症といえば後遺症ですが、組織が損傷したことが不調の原因であるケースと違い、根本原因である筋肉をじっくり丁寧に緩め、心身ともにリラックスして頂くことで、後遺症から大幅に解放される方を何人も見てきました。


お話を伺うと、リハビリだけでは改善しきれないケースも結構あるようです。大幅に改善する可能性があるのに、不調を抱えたままそれはもう治らないものと認識し生活するのは残念なことです。勿論お一人お一人状況は異なりますし、大変つらい状況で日々お過ごしの方もおられるかもしれません。ただ、施術を受けて頂くことで大幅に改善する可能性も十分あると当院では考えています。

ご参考まで。


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