京都・二条の小さな八百屋「マルシェノグチ」には、全国から個性豊かな野菜や果物が集まってきます。
それは、単に仕入れという言葉では表現しきれない「ご縁の連鎖」から生まれた出会いの結晶です。

ある日、青森県の生産者さんから届いたのは、「大鰐温泉もやし」。
温泉の蒸気で育てられる、青森県大鰐町の伝統野菜です。（👉 大鰐温泉もやしについてはこちら）

このもやしは、長さが30センチを超えるほどあり、驚くほどシャキシャキ。
見た目だけでなく、甘みと香ばしさがあり、まるで“生きた野菜”を食べているかのような力強さを感じます。

そんな希少な伝統野菜が、はるばる京都まで届いたのは、農家さんの想いと私たち八百屋のご縁が結びついたからこそ。
まるで「この店で出番を待っていたかのように」野菜たちが集まってくるのです。

私たちはこの不思議なご縁を、いつも大切にしています。
農家さんの想いを受け取り、お客さまの笑顔へとつなぐ。
野菜や果物が「活かされる場所」こそが、マルシェノグチの存在意義です。

これからも全国各地から、まだ知られていない逸品や珍しい野菜・果物が集まり、京都・二条のこの場所で新しいご縁が生まれていきます。

あなたの食卓にも、そんな“ご縁の味”をお届けできますように。