時間が経つのが早く感じる(自律神経失調症)

すごく嬉しく印象的なお言葉を伺うことができたのでご紹介します。かなりつらい不調を抱え夏頃に来院されたM様(70代女性)。

おかげ様で少しずつお体もメンタルも回復され元気になられ、最近はすっかり安定するようになりました。お気持ち的にも大変しんどかったそうで、良い状態で安定するようになったことが大変大きいそうです「毎日が穏やかに過ごせるようになってきて嬉しい」というお話も聞けるようになりました。ありがとうございます。


そして先日の施術中のふとした会話の中で、とても印象的なお言葉を頂けました。「最近、時間が経つのがすごく早く感じるようになった」

「時間が経つのが早く感じる」というのはよくある話です。何かに一生懸命であったり、好きなことに没頭していたり。旅行先で観光したり、友人と楽しく食事したり、良い事で使われやすい感覚です。

一方、「時間が経つのが遅く感じる」というのは、退屈な時間であったり、あまり楽しくない時に時計ばかり気にしてしまう、なんてこと誰でも一度は経験あることと思います。


M様に限らず、朝、目覚めてから寝るまでずっと心身の不調を抱えていると、何をするにも集中力が欠け楽しくなく一日に感じることも多いかもしれません。

しかし一転、不調から解放されるようになるとどうでしょう。自身の体調がどうかなんて気にする意識も消え、自分の好きなこと興味のわくことに関心や意識が向くようになります。「今日はあの店に行こうかな」「夕飯献立どうしようかな」「よし庭の手入れしよう!」「新しい服欲しいな」などですね。


つまり自身の不調のことなんて忘れ、自分の考えたいことへ意識は向き、一日を過ごせるようになるものです。その結果「時間が早く感じる」ようになったのです。時間の感覚までは私も考えていなかったので、このお言葉を伺った時、M様のつらかった時のお気持ちにより深く、寄り添えることができた気がしました。


当院には、自律神経失調症による不調でお困りの方々が、お越しくださることも多いです。ご症状やお体などの状態はかなり幅がございます。当院ではお一人お一人のお話をしっかり伺うことは勿論、気持ちよく改善できるよう丁寧なサポートを心掛けております。ぜひ気軽にご相談下さい。


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