2025.10.09
ジョギングで呼吸が楽になった(肩や腕の痛みなど)
健康のため定期的にジョギングをしているI様(30代女性)。
初めて来院された際、首と肩、脇や腕の痛みとだるさが一番しんどいとのことでした。それ以外も腰痛や胸の張りなどありますが、首や肩ほどではないそうです。また、定期的にウォーキングやジョギングをする際に、運動中に少し息苦しさを感じているとのこと。
加齢や運動不足による心肺機能の衰えを感じることもあるでしょうが、それとは違う呼吸のしづらさを感じたのだと思います。「息苦しい」「呼吸が浅い」というのは、なかなか普段気づかないものです。なぜなら、呼吸は24時間普通にできているし、少しずつ浅くなっていくものなので変化は気づきにくいためです。
しかし、ふとしたとき「あれ?息しづらいかも」「深呼吸しにくい」という違和感を感じる方も一定数います。I様の場合はジョギングをされるので、「少し息苦しいかも」と気づかれたのですね。ただ原因って何?どうしたら良くなるの?どこで良くなるの?まではなかなか分からないのかもしれません。
<呼吸が浅い原因と施術内容>
呼吸が浅くなってしまう原因は、<自律神経の乱れ><姿勢の悪化><呼吸筋の疲労や張り>が整体的に考えられます。運動時のケースは姿勢と呼吸筋をしっかりアプローチすることで改善されます。
初回は首や肩や脇などの不調がとにかく辛かったので、そちらが優先です。ただ当院は対症療法ではなく根本療法です。ただ首や肩の筋肉をほぐし効果を狙うのではなく、姿勢改善や肩や肩甲骨の可動域改善も必要であり、それは結果的に「スムーズな呼吸」にもつながります。
I様の場合、背骨の柔軟性が少ない、肩甲骨と肩の可動域の低下、首や背中や腰の呼吸筋の張りが強い、などがジョギング時の息苦しさを含め、様々な不調の原因となっていました。お仕事や家事の疲労をしっかり取りながらの改善です。
<施術効果>
I様は当院の施術をとても気に入ってくださりご利用頂いております。1回目の施術後、首肩の症状が消え、首や肩の可動域が柔らかくなったこと、腰がまっすぐ伸びることをとても喜んで頂けました。
呼吸のしやすさもその場で変化を感じていただけましたが、実際ジョギングをしてみないと、本当に改善できたのか正確にわかりません。そして2回目に来院されたときにI様からご報告していただきました。
「ジョギングの時呼吸がすごく楽になりました」これまでは息を吸ったときに途中で詰まる感覚、息を吸い切れていない感覚がありましたが、気持ちよく吸って吐いてができたのだそうです。
当院の施術後「呼吸が楽になる」「深呼吸が気持ちいい」「スーっと入ってくる」などのお声は結構いただきます。呼吸が浅くなっていそうな方には、施術後に深呼吸していただくことがありますが、多くの方が「あっなんか違う」とその場で体感されています。
I様ですが、ジョギング時の呼吸も変わらず調子が良いそうです。肩関節や肩甲骨や背骨も柔らかくなってきているので、気持ちよく運動できていると思います。多くの筋肉をバランス良く使えているので、運動効果にも良い影響がでるはずです。