胸の痛み(肩こり・肩がゴリゴリする)

ご主人の紹介で来院されたN様(40代女性)は、右肩のコリ、右胸の痛み、右肩を回すとゴリゴリする、首を反らすのが痛いなどの症状でお困りでした。

特に右胸の痛みは強く、ずっと良くならないままだそうです。病院では血流を改善する薬を処方してもらったそうですが、服用続けても変化なく当院にお越しになりました。

右胸の痛みは何かの動作痛ではなく、どの姿勢でも常に痛みがあるため、生活の中で痛みを回避する姿勢がないことを意味します。これは大変精神的ストレスが強い状態で、N様にとってすぐにでも解消したいご症状です。

<右胸の痛みの原因と施術内容>

男女問わず、胸の痛みは起きますが、ほとんどの場合が大胸筋、小胸筋、鎖骨下筋の張りが原因です。N様の場合は肩や腕の動きで痛みの増減がないので調べたところ、肋間筋の局所的な張りが主な原因となっていました。

とはいえ、肩甲下筋や大円筋などの張りからくる肩甲骨や上腕骨の可動域制限も、今回の右側の症状に関連していました。そのため、僧帽筋を始めとする肩こり筋を緩め、肩関節や肩甲骨の可動域を正常に戻す施術も同時に必要です。


<施術効果>

ポイントである肋間筋の張りを丁寧にじんわりほぐすと効果はすぐに現れました。施術後は「すごく楽になりました」ととても喜んで下さいました。また「右肩のゴリゴリもないです」と肩こりや他も楽になったとのことです。

今回10年以上ぶりの施術だそうで、お体全体の張りや可動域の低下が蓄積され悪くなっていましたが、施術後は良い姿勢が楽にできるようになり、頭と上半身のバランスがキレイになりました。

胸の痛みは若干まだ残っていますが、スムーズに解消できそうです。


1回目で大きく和らいだ痛みがまた戻ってはいけないので、2回目はそうなる前のタイミングがベストです。N様も早く治したいお気持ちが強く、2回目は1週間後になりました。

2回目に来院された際、右胸の痛みはほぼ消えており、戻りもなかったそうで、何よりです。ただこういう時は、痛みが消えて張りがまだ残っていることがほとんどです。いわば「痛み未満の張り」がある状態です。実際その通りで、しっかり施術することができ、施術後完全に痛みはなくなりました。お役に立てて良かったです。


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