体の悩みTOP10に“効果が期待できる栄養素”その⑦イライラ感

【身体の悩み体の悩みTOP10】シリーズの第6弾『不眠』です。

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1位.目の疲れ

2位.疲れ・だるさ

3位.肩こり

4位.イライラ感

5位.不眠

6位.頭痛

7位.冷え

8位.不安感

9位.肌荒れ

10位.腰痛


イライラ感に効果が期待できる栄養素

イライラ感に効果が期待できる栄養素の答えは…

亜鉛です。

亜鉛については今までの記事でも投稿していますが、こちらでも説明していきましょう。

まずは亜鉛不足で起こる症状です。

亜鉛不足の症状


味覚障害

食べ物の味は、舌にある味蕾という器官で感じ取ります。


味蕾は、約4週間周期で新しく生まれ変わっており、そのためにたくさんの亜鉛を必要とします。


亜鉛は細胞分裂に不可欠なミネラルで、亜鉛がないと細胞がうまく再生されません。


不足すると味覚障害が起こることがあります。



免疫力の低下
先にも述べましたが亜鉛は、新しい細胞を作ったり新陳代謝を高める役割がありますが、これは免疫細胞に対しても発揮されます。

つまり亜鉛は、免疫細胞が免疫システムの役割を十分に発揮できるようにする働きを持つのです。

免疫細胞には、ウイルスや細菌など外部からの異物を攻撃する、マクロファージ・好中球・ナチュラルキラー細胞などがあります。

亜鉛がこれらの免疫細胞を活性化させることで、免疫力を高めることができます。

爪や皮膚の異常
亜鉛は皮膚や粘膜、爪の状態を良好に保つのに役立ちます。

原因疾患のない、かゆみを伴う皮膚や慢性湿疹そして爪の異常や脱毛も亜鉛欠乏が関わると考えられています。


成長障害
亜鉛は細胞分裂・細胞増殖に不可欠なミネラルです。

タンパク質やホルモンの合成、DNAの複製など様々な酵素に働きかける役割を担っています。

そのため亜鉛欠乏により乳幼児や子どもでは成長障害を起こすことがあります。


男性はEDの可能性も
亜鉛は男性ホルモンを合成する際に絶対に必要となる成分です。

不妊男性では亜鉛の不足が見られ、精子の運動率と精子数に関わることがわかっており、ED(勃起不全)を引き起こすと言われています。


以上のように亜鉛は色々な食物に含まれていますが、鉄分と違い体に貯めることができないため、毎日摂取する必要があります。

それでは亜鉛を多く含む食べ物を紹介していきます。

亜鉛を多く含む食品


牡蠣
豚レバー
牛赤身肉
小麦胚芽
油揚げ
カシューナッツ

などです。

有名どころではカキですね。

牛肉やカシューナッツ、タマゴは手軽に食べられる食品なのでよほどの偏食でなければ補給できないものではなさそうです。

しかし現代人は不足する栄養素と言われています。

その原因を説明していきます。

亜鉛が不足する原因


亜鉛は肉類や魚介類などに多く含まれています。

食物繊維や青菜に含まれるシュウ酸は亜鉛の吸収を阻害するため、肉類や魚介類を食べないベジタリアン、ビーガンなどは不足しやすいミネラルと言われています。

亜鉛の吸収を阻害する食品添加物(ポリリン酸など)を含む加工食品やレトルト食品を多く利用することも、亜鉛不足を招きます。

アルコールの代謝に関わる酵素は、亜鉛を材料としています。

お酒を飲むことで体内の亜鉛が使用されるだけでなく、アルコールは尿中への亜鉛の排泄を促します。

アルコールを摂取する方は、亜鉛不足と言えます。

以上亜鉛について説明しましたが、イライラ感以外に不足することで様々な症状が起こります。

大切な症状ですので毎日の摂取、不足原因の除去を心がけましょう。

亜鉛不足にはサプリもおすすめです。

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