夏休み中に確実に成績を上げる方法

具体的に夏休み中に成績を上げる方法について紹介していきたいと思います。

受験勉強は「塗り絵」だと考えてみてください

試験勉強というのは、ある意味「塗り絵」のような所があります。

やるべき単元が決まっていて、それを綺麗に潰していくわけです。まるで「塗り絵」のようにです。

具体的な例で言うと、中学受験で言えば以下のような感じです:


  • もちろん受ける学校によって塗るべき所は違います
  • 偏差値が高い学校を受ける生徒は全部塗らないといけません
  • そうでもない生徒は途中のレベルまで塗ればいいわけです

それを入試までに出題されている分野を中心に、丁寧に塗っていくわけです。

成績が伸びない子の共通点

① どこの分野が弱いかがわからない

実は、どこができていないかというのは模擬試験を見るとわかります。

模擬テストをすると分野別にテスト範囲で出ていますので、そこに書かれている所をチェックするわけです。

算数でしたら、分野がわかれていますので、そこをチェックします。そして、点数が取れていない所を集中して潰してしまうわけです。

② 塾の授業についていけない

点数の取れない子は、本当は習ったときにマスターしていないといけないのに、いい加減な状態でやっていくわけです。

そうすると点数にはなりません。こんな状態です↓


成績の伸びない子はこういった分野がたくさんあるわけです。だから、1つ1つ分野を潰していく必要があるのです。

「スパイラル方式だから大丈夫」は本当?

「塾はスパイラル方式だから、わからなくても来年またやるので大丈夫です」

そのことを塾の先生に相談すると、こう言われます。ですが本当でしょうか?


スパイラル方式というのは螺旋階段のように前やったことを繰り返しながらやるのです。が、次の学年では、当然前よりもレベルが上がっています。

前のことがわかっていない子が、さらに高いレベルのことをやって果たしてできるのでしょうか?

3+3=6ができない子が、13+23=ができると思えないのです。

だから、苦手な分野については早めに潰しておくわけです。

夏休みはテーマを絞って勉強をする

そのために、こういった夏休みに時間を使っていくわけです。

夏休み中は普段できない「苦手分野の集中攻略」に最適です。

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夏休み中の勉強のコツ

  • 模擬テストで弱点を明確にする
  • 1つの分野を完璧に仕上げる
  • 基礎から積み上げ直す
  • 「塗り絵」を意識して確実に進める
  • 長期休暇だからこそできる徹底復習
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