2025.06.21
#038 朝の呼吸法は目が覚めるのに、夜に呼吸法は寝落ち なぜ?
朝はそもそもコルチゾールパルスで目が覚め始めるタイミングで、呼吸法の息止め(Retention Time)にアドレナリンが大量に分泌されます。
さらに呼吸法を20分程度やっているうちにアデノシン(睡眠物質の一つ)のウォッシュアウトが完了するのではないかと考えています。
アデノシンについては、私の推論です。一般的にはアデノシンのウォッシュアウトには起床後約1時間かかると言われています。
朝起きてすぐ、いきなり全力でダッシュできるような人は少数派だと思います。ウォーミングアップも必要ですよね。
様々なホルモン・生理活性物質が目が覚める方向に働きます。
さらに冷水シャワーでアドレナリン分泌を高めると、コーヒーを飲まなくてもシャキッと目が覚めるという訳です。
コーヒーに含まれているカフェインには先ほどのアデノシンの代謝を止める働きがあり、
まだ眠い状態でコーヒーを飲むとアデノシンがブロックされて眠い状態が長引きます。
コーヒーの覚醒効果を十分に発揮するには、起床後1時間ほどしてから飲むのが、効果的とされています。
図を作成していますので少々お待ちください。(2025夏至)
夜の呼吸法は鼻から吸って口から吐くと、副交感神経優位に傾き、寝るのにちょうどいい状態になります。
ビデオコースの”Power of the Mind”を購入するとWim Hof Method のアプリで寝る前の呼吸法誘導が出来るようになります。
Zoomで20時頃から、お休み前の呼吸法セッションを毎月開催していますが、
そこでは名前のとおり寝るのにちょうどいい状態に誘導する微調整を行っています。