オススメ小説紹介vol.1

タイトル:本が紡いだ五つの奇跡

  著者:森沢明夫 さん


《あらすじ》

仕事に行き詰まった編集者の津山は、本当に作りたい本を作るため、かつて自分が救われた小説の著者、涼元マサミに新作を依頼する。

そうして生まれた作品が、娘と縁が切れそうだった涼元から、余命宣告された装丁家、心に傷を抱いた書店員、そして自分の時間が止まっていた読者まで、みんなの人生を動かす。


《感想》

著者の作品は、以前人から借りた「虹の岬の喫茶店」を読んで以来です

この作品も心が癒される作品でしたが、本作も感動が止まらない素晴らしい作品です

一人のために書いた小説がたくさんの人の心を動かし、人生を変える

読み進めていくうちに、全てが繋がっていく、という爽快な読了感も味わうことができます

『人生の選択には正解なんてないけど、でも、いつか、その選択が正解だって、胸を張れるように生きること。そういう生き方こそが、きっと正解なんだってさ』

P386にあるこの一説、心に響き、勇気をもらいました

悩みや、迷いがある人に是非読んでもらいたい作品です

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