2025.03.11
オービトロンという製品
オービトロンを作り、開発するということ。
基礎となる部分を深掘りし、独自のアイデアで発展させてきた。
2019年から始まった旧技術を超えるための開発は、2022年6月にマイクロリアクターとして製品販売をスタートした。
これはパワーモジュールを凌駕する画期的なアイデア。
手間もコストもかかる製品だが、非常に高い能力を発揮した。
一念発起して始めたこの研究は、3年半という時間を費やした。
そして2023年春から始めたモノブロックシステムの開発。
これは、あることをヒントに、今までのマルチコアシステムからの脱却を図る方法でもあった。
モノブロックは大幅にコスト削減ができる可能性を秘めたシステム。
それから、極めて汎用性が高い応用の利くシステム。
なんと、2023年の秋には製品化に至った。
公開されている特許を見て模造品を作る者がいる。
残念ながら模倣しようとしているのは、我が社の古い技術。
それに、特許の内容は基本的で簡単なものであり、その表現に幅を持たせてある上に、真に能力を高めるためのいくつかの仕組みは後に私が考案していて、公開されている特許情報には記載されていない。
しかし、アイデアや創り出す製品が魅力的で優れているならば、競争相手はどうにかしてそれを模倣しようとする。
またなんとかして商売の邪魔しようとする。
更には安価に製品を提供してマーケットを奪おうとする。
当社は「ライバルが絶対に真似できない要素」を作る。
1. 「個性」を埋め込む
自分自身のキャラクター、価値観、メッセージを前面に押し出す。
自分は2005年からYahoo!ブログを始め、その後Facebookに移行し、商標を早くから取得し、オービトロンという名前を前面に打ち出し、多くの仲間と交流し製品を提供してきた。
ホームページも作り、そして自分の手で販売する。
時にはオフ会を開き、イベントに出店する。
開発者として、そして製造者としてお客様と交流する。
この長い時間をブランド作りに費やしてきた。
・自分のビジネスに「唯一の顔」を作る
・ブランドに自分のスタイルを埋め込む
・顧客との関係を他の誰よりも強固にする
競争相手が私のメッセージを盗もうとしても、決して同じものにはならない。
2. 「スピード」で競争相手を置き去りにする
マクドナルドの創業者レイ・クロックはこう言った。
「競争相手が私たちの古いアイデアをコピーしている間に、私たちは次の新しいアイデアを実行する」
ライバルが真似する前に、次の手を打ち続けるのだ。
競争相手が1つのアイデアを盗もうとしている間に、私は3つ目のアイデアを形にしている。
このスピードが、圧倒的な優位性を生むのだ。
既に私の中ではこの3つめのアイデアをスタートさせている。
オービトロンというブランド、マイクロリアクターという画期的な製品、まさに今世に出ようとしている新しくなったモノブロックシステム。
大切なことは、お客様と、そして製造をしてくれているパートナーが全て教えてくれた。