身体の歪みを整える脳にも良い運動

「体のバランスを良くしたいです」

 

患者さんに言われることがあります。

バランスが崩れる要因の一つに筋肉の左右差があります。

では、筋肉の左右差が何故生まれるのでしょうか。



それは、私達の脳と関係しています。



脳は基本的に余計なエネルギーを使いたくないので楽をします。

なので無意識(反射的)に使いやすい動かし方で、体を使う機能があります。

利き手や利き足などが、その一つです。

例えば、皆さんは床のものを取る時はどちらの手で拾いますか?

いつも同じ手で同じ方の膝を曲げて取っていますよね?

他にも階段の上るときに一歩目が毎回同じ人が多いのではないでしょうか?




普段は、あまり意識しないという人もいます。

無意識なので、仕方ありません。

しかし、毎回同じ方ばかりを使っていると片側に負荷が偏るだけでなく、筋肉のバランスも悪くなってしまいます。

バランスを整える解決策としては…


普段使っている体の使い方を逆にする意識をするだけです。

これは脳にとっても刺激になるので、認知症予防や同時に運動神経の刺激にもなります。

実際にリハビリの現場でも行ったりします。


例えば、ズボンや服に体を通す順番を入れ替えてみたり、階段の一歩目反対足で登ってみる、ドライヤーや櫛などを反対の手で行ってみる。

簡単なことですが、やってみると動かしにくいです。

これが脳や筋肉にとても良い刺激になります。

今までの無意識の行動習慣が今のあなたの作り上げています。(体の痛みや歪みなど)

今日から、無意識の行動を意識的に変えていくことで、少しずつですが体に変化をもたらしてくれます。

もっと細かいエクササイズや体の左右差が気になる方は、当院にて体の検査や治療を致します!!
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