日清戦争で多くの日本兵の命を奪ったのはあの栄養素だった!!

日本近代最初の戦争は日清戦争だ。


この戦争でもっとも日本兵の命を奪ったのは【脚気】でした。


小学校の時に膝を小さいハンマーでコツコツしたやつですね。


あの【脚気】は昔は死亡する病気でした。


原因はビタミンB1の不足。


このビタミンB1が不足すると


①末梢神経障害

②心不全

③全身の倦怠感

④食欲不振

⑤手足のしびれ

⑥むくみ


などの症状が出ます。



一昔前の日本人は玄米を主食としていたために、自然にビタミンB1を補給することができていました。


白米食が普及した江戸時代から脚気が出てきています。


ビタミンB1は炭水化物の代謝にかかわる大切な栄養なので、炭水化物ばかり食べていると消費し不足します。


明治時代から大正時代にかけて結核と並ぶほどの国民病と言われるほどの人が発症したと記録があります。



現在では栄養豊富な食事が食べられるために、ビタミンB1の不足から脚気を起こすことはないです。


糖質の過剰摂取やインスタント食品の常食、胃切除によるビタミン吸収障害のある方、透析患者などは脚気になる可能性が高いです。



ビタミンB1を多く含む食品は


豚肉

赤身肉

全粒穀物

ナッツ

大豆

カリフラワー

ほうれん草


になります。

上記の症状がある方は多めに食べてみてください。

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