2024.12.10
身体の要は股関節
体のカナメは股関節。
最近来院される患者さんに多いお悩みとして
股関節の痛みが増えています。
● 立ち上がるとき、歩き出し、動き出しに股関節全面や関節内部が痛い
● 痛みで正座ができないorつらい
腰痛の患者さんほど、股関節の可動性が低下している傾向にあります。
(股関節周囲の筋肉を使っていくことで、腰痛が改善するケースも多いです)
股関節にはアウターとインナー(浅い所と深い所)で大小20近くの筋肉が存在しています。
特にお尻の筋肉は人間の二足歩行には欠かせない筋肉です。
今年ワールドシリーズ優勝を達成した大谷翔平選手もトレーニングにおいて重きを置いているとされるのが股関の強化です。
そんな股関節には全部で6種類の動きがあります。(屈曲、伸展、内転、外転、内旋、外旋)
この全てを一気に行える簡単な日常動作があります。
それは
跨ぐ(またぐ)という動作です。
手軽でありながら、効果抜群!
下の画像の様に是非やっていただきたい動作です。
初めは小さい物を跨ぐ所からやってみてくださいね。^_^
上の写真の様に跨いでから
もとの位置に戻る動作を1回として
10回1セットとします。
それを左右で3セットやって見てください。
股関節を鍛えることで、太りにくい体になったり
ハードに動いても、全身が効率よく動けることから疲れにくい体に変化していきます。
また血流においても、心臓から下に送られた血液を重力に逆らって戻すためには股関節周りの筋肉は重要です。
時間のない方や面倒だという人にはうってつけなので、隙間時間に行って見てくださいね。
以上日常のケアもお伝えさせて頂きました。痛みが取れない方や心配などお気軽にご相談にくださいませ。
私自身まだまだ勉強中ですが、以前は整形外科に10年勤務しておりました。
精密な検査など必要な場合は医療機関にご紹介させて頂きますのでご安心くださいませ。
それでは、股関節を動かして寒い年末を乗り越えていきましょう!!