2024.11.09
腱鞘炎、へバーデン結節等の故障があっても弾けるピアノ奏法⁉️
《2024.11.09(土)》
今日は趣味の音楽のお話です。
たまたまFacebookで流れてきたこの情報。
お豆ピアノ、お豆奏法って初めて聞きました。
「お豆」というのは、
ハンマーが弦を叩く瞬間のことを
わかりやすくイメージするための言葉
なのだそうです。
外付けハードディスクの中に
2013年夏 カワイのピアノ工場に
見学に行ったとき撮影した写真発見🎹
こちらはアップライトピアノの構造ですが
今日はグランドピアノのハンマーで
解説されていました。
弦にあたるポイントが「お豆」で、
白鍵が豆腐のイメージだからつけられたそうです。
10月頃から、人生仕事だけで
終わっていいのか?と問われるようなことが
次から次へと起こっていて、
音楽どうするねん?と
自分に向き合うことが増えてました。
ピアノ再開したいけど、
やるなら練習時間けっこう
確保せんとアカンよなぁ。
久しぶりに弾いたら指動かへんよなぁ。
好きな曲を楽しく弾けるところまでは
遠そうやな💦と一歩を踏み出すことに
躊躇していました。
そこにまたしても登場😅
気になったので聴きに行って来ました。
プログラムはこれでもか、の大曲揃い。
今まではこれくらいの濃さの演奏会だと
聴くことに疲れてたのに、
何なんだ今日は?
必死で練習してきました、
頑張って弾いてます、という感じが
ほとんどない😮
楽々〜弾くの楽しい〜🎵が
ホールに満ち満ちているのです。
天井の高い、木と緑のホールは
とても快適な空間。
客席は満席どころか
立ち見もいらっしゃる。
出演者はプロのピアニストではなく、
普通の人たち😮ほんまに⁉️
リゴレットパラフレーズを聴きながら、
楽譜真っ黒で譜読みめっちゃ大変やったな、
先生に思いっきり書き込みされたよな、
曲の終盤、指が攣りそうやったな、
一曲弾き終わったら腱鞘炎になりそうで、
もう練習するの嫌になってたよな、などと
苦い思い出がよみがえりつつ聴いていましたが、
ステージの女性はどこまでも軽やかに、
オペラのドラマを音で紡いでおられます。
何でこんなに楽々〜と弾けるの?
何でこんなに気持ちの良い音が出せるの???
その後2人の公開レッスンがあり、
奏法について舘えりな先生から
少しお話しを聴くことができました。
目からウロコ👀
今日一番印象に残った言葉は
「ピアノで自分を満たす」
小学校の音楽の先生をしていた時は、
伴奏も子どもの気持ちを満たすように
心がけて弾いていたし、
そういう弾き方にする余裕もあったけど、
自分がチャレンジしたいソロ曲は話が別。
かなり背伸びなレベルの曲を
選びたくなるし、
それを弾けるようにするための
練習曲も課題に出されるから
いつも必死💦
ラストに舘えりな先生が弾かれたのは、
ラヴェルの「水の戯れ」。
選曲はいつもホールに合わせて
決められるのだとか。
これも楽譜真っ黒、
書き込み山盛りを思い出しながら
聴き始めたものの、
先生の水の音が美しすぎて
そんなこと瞬時に消えてしまった。
目の前は、今までに行った旅先の風景。
勝手に涙と鼻水が出て来てしまった😭
こんなピアノの世界があったのか😮と
驚きのコンサートでした🎹
気になる方はこちらをどうぞ。
余談。水の戯れが
なかなか合格しないのを
可愛そうに思ったようで、
娘(多分当時幼稚園に上がる少し前)に、
「おかーしゃん、◯してあげる」って
高い輸入版の楽譜に赤丸つけられて
複雑な気持ちになったのを思い出した🤣