撮影秘話5

列車の墓場





ウユニ塩湖の北の端の村に向かって陸路で移動途中に突然現れる。


かつて

塩湖周辺で採掘された鉱物を運んでいた列車たち、

チリとの敗戦によりそのままに投棄され100年以上も経っています。


廃墟好きにはたまらないかもしれませんね。



写真集の中にココの写真が在ります。

私が夢中で列車を撮影していると、どこからか鳥の美しい歌声が聴こえてきました!

この広大な土地のどこから飛んできたのか!!!

車での移動中でも出会うことがなかったですし、山といっても岩山に見える山で

緑が生い茂っているところも見当たらず、どこで暮らしているのか想像ができませんでした。


全身黄緑色の多分ムクドリサイズの鳥で 私に自慢の歌声を聴かせてくれました🎶

あまりの可愛さにシャッターが止まりませんでした。


そんな私の様子を氣にすることなく歌い続けてくれて

しばらく小鳥のコンサートは続きました。

観客は私ひとりでした。

うっとり眺めていると小鳥は歌い終わり、

一呼吸してからどこかへ飛び立って行きました。


小鳥さん ありがとう!!!

とっても美しい歌声を聴かせにきてくれて✨


つづく

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