2024.10.07
歯周病対策にもハスカップ
イランカラㇷ゚テ!(アイヌの言葉で「こんにちは!」)
昨日は、ハスカップの抗肥満作用について、健康的なダイエットや生活習慣の改善につながるというお話をしました。
今日も引き続き、ハスカップの魅力に迫り、今回は歯周病菌に与える効果についてお話しします。
健康な歯を維持したい方は、ぜひ続きを読んでみてください。
「ハスカップは、ただ美味しいだけじゃない!こんなに体にもいいんだ!」
ということを知っていただければとっても嬉しいです。
#ハスカップを食べて健康な歯を守ろう!
研修生のHataです。
好きなあいさつは、「ありがとう」です。
相手との良好なコミュニケーションに、この「ありがとう」は欠かせません。
出し惜しみすることなく、この言葉で、人への感謝を伝え続けられればと思います。
#ほんとは、Thank youよりも「ありがとう」と言いたい
ハスカップの持つ4つの健康効果
さて、ハスカップには、大きく次の4つの機能があると言われています。
①抗酸化作用(老化防止や生活習慣の予防に効果)
②抗糖化作用(老化防止と健康維持に効果)
③抗肥満作用(健康的なダイエットや生活習慣の改善に効果)
④歯周病菌への効果
歯周病菌とは?そのリスクと対策
みなさん、歯周病菌について知っていますか?
周病菌は、歯茎や歯の周りに住みつく細菌で、歯茎の炎症や歯を支える骨の破壊を引き起こす原因になります。
主に、歯垢(プラーク)という細菌のかたまりに含まれ、放置すると歯茎が腫れたり、出血したり、進行すると歯が抜けてしまうことも。
この菌が引き起こす歯周病は、成人の歯を失ってしまう原因の1つともなっています。
いやー、怖いですね。
最近の研究では、早期のケアが大切だとされています。
そんな中、ハスカップがこの歯周病菌に対して効果を発揮する可能性があるのです!
ハスカップが歯周病菌に効く!
歯周病菌の中でも、特に問題視されているのがポルフィロモナス・ジンジバリスという菌です。
この菌は、歯周病と非常に関係が深いと言われています。
驚くことに、ハスカップの成分がこの菌に対して良い効果をもたらすことがわかってきました。
歯周病菌はネバネバした膜(バイオフィルム)を作り、この膜があることで抗菌成分が効きにくくなるのですが、ハスカップに含まれる成分がこの膜を破壊し、菌の活動を抑える働きがあるのです。
ハスカップで歯周病予防を!最新の研究成果
最近の研究では、ハスカップ抽出物を用いた実験で、歯周病菌に対する効果が確認されています。
特に、歯肉線維組織を用いた研究では、ハスカップ抽出物を投与したところ、酸化ストレスや炎症物質の増加が抑えられたとの報告もあります
【参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20332009/】
※あくまで、一般的なお話です。効能・効果には個人差があります。
ハスカップは、たくさんの健康に良い成分が含まれている北海道の特産品です。
今後さらに研究が進むことで、ハスカップの力を使った新しい歯周病対策が期待されています。
おじいちゃん、おばあちゃんになっても丈夫な歯でいたい方、ぜひハスカップに注目してみてください!
歯周病菌のリスクは高齢者だけでなく、あらゆる年齢層に影響を与えます。
毎日の食生活にハスカップを取り入れることで、歯周病予防や健康な歯を維持する手助けになるかもしれません。
いかがでしたか?
ハスカップ食べたくなってきたでしょう?
そんなあなたに、朗報です。
10月下旬に、今シーズン最終回となるハスカップジャム&シロップの予約販売をします。
Instagramやメルマガでお知らせしますので、チェックしてみてくださいね。
今回も、最後までお読みただき、ありがとうございました。
スイ ウヌカラアン ロー!(アイヌの言葉で「またお会いしましょう!」)