自分が原因で母親が一生完治しない病にかかる。

農家で厳しい性格の父と、気の強い母の下に生まれる。
真面目で質素で躾と我慢が美徳を肌で感じ、それが正しいことだと成長する。
近所には同級生がいなく、学校以外はひとりで過ごすことが多かった。
やりたいことが言えない物静かで影が薄い人間として育つ。
物心ついた頃には、母親は人工膀胱を付けていて、その後、人工透析をする様に生活は変わりました。
それはそれで自分は普通だと思っていましたが、
馴染みの魚屋に、「お前が生まれたから母親が病気になったんだ。」と言われ、殴られたようなショックを受ける。
「そんなこと言わないで...」と言う母親の声がいまだ頭に残っています。

社会人になり、我慢をする自分は、限界がくれば転職を繰り返し、次は良くなると期待するが環境は良くならない。

そんな中でもご縁があり結婚し、二人の子供を授かるが、離婚。

ある会社での会議で、売り上げの低さに「お前は富山の恥さらしだろ！」と出席者全員の前で怒鳴られ「自分はこの程度の人間だ」と思い、我慢を止め生きるのを止め、無気力で思考も止め、鬱になる。処方薬以外の服用で、意識が朦朧となるが「どうでもいい」と何もしないこともあった。

後に、これが「手放す」「委ねる」ということに気づいた。

数年後、「なんとなく気になる出来事」が身の回りに集まってきた。
落ち込んでいる時「ネガティブが好きだねぇ」と理解できない言葉をかけられたり、自称、過去世が宇宙人の輪廻の理由が「地球に遊びに来た」という話しも耳にした。この頃から「引き寄せ」を知ることになり、辛い出来事を冷静に「なんでだろ？」と疑問に思う様になる。

すると全てに共通点があり、「観えて」くる様になりました。
ネガティブな時は「観えて」いなかったことが、冷静に観る事で多角的に判断出来るようになった。

今思えば、心に空いたスペースに
無意識に「必要な情報」を選んでいたんだろうと感じます。

「引き寄せ」たのでしょう。

その後、ある霊能者さんとお話しする機会があり、自分の様々な過去世を教えてもらう。その中に修道院の教師らしい位置付けの人生があったようです。
元々、御真言を唱えるほどに不動明王様が好きでしたので、仏教を自分なりの世界観でお伝えする側に携わる事を選択、今に至ります。

「一生勉強」とか「こんな見方もできる」とかを他人から言われると、辛い出来事に遭って泣いたり苦しんだりしている自分が「間違っているのか」「いけないことをしているのか」と、より悲観的になります。

でも，多角的に観るスキルはほんとに「宝」なんです。

自分は幾度も苦しい出来事を繰り返してきたからこそ、因果応報、自業自得を出来事の数だけ当てはめ、統計、分析する目線ができたんです。
これは、今の自分の糧になったんだと思っています。
この宝は、自分の生きやすくする為に使うだけでなく、皆さんの「執着からの解放」「幸せを感じるお手伝い」として使い、皆さんが「悟り」を開いて「仏陀」となることで価値があるものだと思っています。
自分のスキルで皆さんが解放され、次は皆さんがライトワーカーになって悩みを抱えている人を救っていく側になることが自分の願いです。