前代未聞のエンターテインメント。

地方ではエンタメは遠いもの…そんな常識はもう終わらせたい。

霧島市に拠点を置きながら全国を飛び回るエンタメ屋が、

本気で足掻いてみました。

予算約1000万円をかけて目指す世界は、「未来あるエンタメ」。

ただの慈善事業ではなく、スタッフやキャストにギャラが支払われ、尚且つ興行として黒字である。そしてご来場いただいたお客様に200%楽しんでお帰りいただく。

きっと帰った後も、心には大いなる魔法が残り続けるはずです。

佐藤幸大が原作を務める絵本「メラクと３つの魔法」、待望のミュージカル化。

魔法の始まりを目に焼き付けろ。
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主人公メラクは、深い森に囲まれた国、ギア王国に住んでいる。

この国では全員が足並みを揃え、出る杭は打たれる。

幼い頃に触れた魔法の物語に憧れ続けるメラクは周りに馴染めなかった。

ある日、嫌気がさしたメラクは禁じられた「おしまいの森」へと踏み込む。

そこで出会ったのは、空想の存在だと思っていた魔女だった。

魔女はメラクに「好きな魔法が３回使える」力を授ける。

しかしその力は"自分らしく生きるために"使うようにと釘を刺される。

魔女が聞かせてくれた話は驚くものばかり。

何よりも、魔女がまだ街の人間たちと暮らしていた頃の「魔法のお祭り」の話はメラクを駆り立てた。

メラクは３回の魔法を何に使い、自分の生き方をどう変えていくのか。

原作者 佐藤幸大の原体験を元にした、珠玉の人間讃歌。
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幼い頃…そう、小学生の頃。

僕は平凡で、平均的で、何の取り柄もないやつだと思い込んでいました。

誰だってそんなことないのに。

いつだって僕は、「ハリーポッター」や「ハウルの動く城」なんて物語に恋焦がれていました。

魔法は全てを一瞬で可能にしてしまう、いとも簡単にね。

きっとあの頃、"何でもない自分"と"何でも叶えてしまう魔法"を比べてたんだと思います。

そんな僕はひょんなことから魔法使いになります。

舞台との出会いです。舞台は魔法そのものでした。なんでも叶い、全てが現実に投影される。

しかし何よりも佐藤幸大を変えたのは…「なりたい自分になれる」という力でした。

魔法と聞くと、傲慢で…思うままに力を振るう印象を受けるのではないでしょうか。

僕の中での魔法というものは、繊細で、脆くて、美しいもの。

メラクのセリフにもある通り、"自分の声を聞くための力"なのです。

舞台に出会い、自分を表現する術と喜びを知った僕は

足並みを揃え、平均化することを正義とする世の中に疑問を感じはじめました。

いえ、それが正しい時の方が多いのです、正直。

そうしていれば、たいてい困らず暮らしていけるんですから。

定期テストで成績を伸ばし、いい大学に入り、大手に就職して財産を積み立てる。

ほら、一般的に見た「幸せ」ってそうでしょう？それだっていい選択肢だ。

問題なのは、その列から外れて己が道を信じたくなった人間を叩き潰してしまう風潮です。

人間、知らない場所に踏み込むことは怖いから。

しかし時たま更なる光を求めて深い森へ踏み込み、その先にある世界を見たがる人間が出てきます。

どちらが正義、ではなく…自分はどうしたいのか？そこが重要です。

僕は、森へ踏み込むことを選びました。

これまで僕が歩んで来た道、抱いた感情をこの物語へ落とし込みました。

これは僕の物語であり、そして同時に…これを見ている誰かの物語になることでしょう。
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小学6年生、博多座で初舞台を踏む。以降地元鹿児島県霧島市にてミュージカルに出演。

文化庁全国ツアー公演に始まり、17歳からフリーランスの舞台俳優として活動。

これまで関東・関西の舞台/ショーでメインキャストを歴任。

世界的振付師SHOJIN氏をはじめ、一流の業界人から高い評価を受ける。

2023年、合同会社ORI人の前身となる「演劇TEAM ORI人」を立ち上げ。

17歳にして初の自主公演を開催する。(『Acteens!』@霧島市民会館)

マルチクリエイターとしても活動し、

動画制作/Short動画制作/AIクリエイティブ(画像・楽曲)/クラファンサポートなど

活動は多岐にわたる。

2024年には自身が原作を務める絵本「メラクと３つの魔法」を出版。
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