お節介ちえこの部屋づくり 第6話
食器棚の整理整頓が終了したので、それ以外の収納スペースの整理整頓開始です。
使う目的に応じて、必要な場所に必要な量を決めて収めます。と、開始早々、流し台の上の収納場所から、明らかに引き出物と思われる、包装紙に包まれたままのものが出てきました。
包装紙の変色具合からしても、かなりの年月が経っていることが推察できました。
これまで、放置していたのだから、迷わず封も切らず廃棄かな?と思いきや
『あーっ ○○の結婚式の引き出物だ。捨てたら悪いから、これは、残しておく!』
『えっ?!今迄 しまい込んでいたのに??』
『うん!だって、捨てたら悪いでしょ?』
『わかった。じゃあ、開けて食器棚に仕舞いましょう。』
こんな会話を何度か繰り返しながら、要る物・要らないものを分けていきました。
その夜、学校から帰ってきた息子殿の第一声が
『おー随分捨てたなあ!いいじゃん!!』
だったそうです。しかし、そう言ってくれた彼は、実際のゴミの袋を見たわけではありません。
家の中の空気感で、物が減ってることを感じとってくれたのです。
整理整頓・部屋づくりの目的は、そこに住まう人にとって“快適”であることだと思います。
さて、整理整頓でスッキリはしたけれど、彼女にとって快適には、まだまだ届いていないと感じた私は、次は「快適な空間を目指そう!」と即座に決めました。それを聞いた彼女は
『えっ?こんなにスッキリしたのに?!まだやることあるの??(笑)』
との反応でした(笑)・・・
多分、今までに経験したことのない量の”捨てる“という作業に疲れてしまったのでしょう(==;)
捨てるという作業は、かなり疲労しますよね。
判断することは、考えることの繰り返しですから。
さて、少しでも彼女好みの部屋にするにはどうしたら良いか・・・
Café風にするには・・・etc・・・数日間、イメージをふくらませることにしました。