5年前に引き受けた青年が，『まきば』の就労B型作業所→老人介護のバイトを経て→『デイサービスまきば』の正規職員になり，生活保護を抜けて自活生活が始まった。ここに来るまでは，本人の頑張りはもとより，並々ならぬ周囲の助けと忍耐と励ましがあった。

里親家庭で10年間愛情たっぷりに養育されて高校を卒業と同時に就職·自立するも頓挫して，ホームレス状態のところを里親さんからのSOSの相談(紹介)だった。その時，私もピンチだった。自分の人生の最大のピンチの時に，完全看護のように助けて貰った経験があるので，思い切って引き受けた。他人事ではなかった。一緒に潰れそうになったがなんとか低空飛行でしのいだ。だから嬉しい。元気に働いている姿を見て，その笑顔を見て喜びひとしおである。

そんな居場所を必要としている人の中間施設 ❨ハーフウェイハウス❩ を作りたい。いろんな事情で生き辛さを抱えている人が，安心して自分らしく暮らしていけるところ。制度の狭間でも大丈夫。そんな場所を作りたくて，いろんな人に迷惑を掛けながら23年頑張ってきた。これまで受けた沢山の援助とご支援をありがとうございます。みなさん，これからもどうぞ応援してください。助けてください。

人は生きてるだけで有り難い。存在に優劣はない。取るに足りない無力なただ人が愛される。心の打ちひしがれた病の人に光が差す。その近くにいたい。

そこは貧しいけれども満たされるところ。悲しいけれども慰められるところ。嘆きが喜びに，失望が希望に変わるところ。

そんな人の近くにいたい。

暑さ寒さも彼岸まで，今日は2022年(春分の日)，朝陽がまぶしい。

ケアリングミニストリー，必要に応える働きを志して30年になる。目の前のニーズを抱えた人を丸ごと受け入れて、その人が自分らしく元気になるためなら何でもやって来た。

18年前からフリースクールに老人介護事業を取り入れた。そこから職員を雇って，多種多様な必要に迫られて事業を拡大して現在では，7事業，40名程のスタッフを抱えている。その多くは傷み哀しみを抱えて『まきば』で出会って元気になった当事者スタッフである。

それぞれが自発的に喜んで出来る働き方を任せてきた。最終責任は私にある。とうとう私の采配ではやり繰りが付かなくなった。『まきば』全体を上昇気流に持っていくことが困難になった。

いつ墜ちてもおかしくない低空飛行で，23年間ずうっとやってきたが遂に墜落してしまった。給料を払えないのである。法人の理事に多大な迷惑を強いることになった。

事業主(経営者)としての責任を取らなければならない。

2022年春分の日、『まきば』の潮目は変わった。朝陽がまぶしい。

私は，23年前にゼロ(ﾏｲﾅｽ)からスタートして，スタッフ40人を抱え，7つの事業を切り盛りするnpo法人の理事長だが、経営のセンスはゼロだ。…だけど私を天才と称する人がいる。なんの天才だろう‥ !?，それは『天才バカボン』の類だ。

これぞと思ったら，予算が無くても，後先考えず，計算せず，見切り発車で，一か八か，腹を括って，捨て身で飛び込む，感覚で動く，心のわくわく，ドキドキで動く，…結果は後の祭り。

だから私の近くにいる人は皆，迷惑をこうむる。混ぜるな危険・取り扱い注意である。そんな組織のﾘｰﾀﾞｰを理解して忍耐して支えてくれる参謀(理事)がいる。私一人では直ぐに空中分解してしまう。

①無いものを創る

②有るものを活かして全体の舵取りをする

③現場の心のニーズに専念する。

この3人が，素の自分で繋がって連携して循環する。『まきばフリースクール』のこれからに，益々目が離せません。

まきばフリースクールを始めてから，いやその前から，夢と幻とビジョンに向かって一歩踏み出してから，ずうっと荒野のようなギリギリの所を走ってきた。いつ潰れてもおかしくないし，今日潰れてもいいから，今日出来る最善をやり切ろうと思ってやってきた。それは今も変わらない。いや、どんどん加速している。どこに向かっているのか。乳と蜜の流れる約束の地カナン。憧れの故郷。私はちょうど40年前に九死に一生を得た。その日からこれまでの沢山の出会いと失敗と喜びを教訓にして，2022年度は，深みに漕ぎ出し向こう岸に渡る年だと思っている。一世一代の大仕事である。難しいけど，到底勝ち目がないことは承知しているけど，どうしても叶えたい領域への挑戦である。コケてもいいから，灰になってもいいから挑み続ける。農業と福祉の連携，自給自立なソーシャルファーム，多機能循環型のシェアコミュニティ，その拠点となるCafeレストランの建設である。まきばポニー牧場，築館ポツンと一軒家を心のオアシス♡みんなのワンダーランドにしていきたい。否定しない，排除しない，全てOK！，ごちゃまぜのコミュニティ，馬が居る暮らし。傷みや哀しみで繋がれるところ。弱く小さな者が尊ばれ活躍するところ。そんな空気感が流れる関係性を，これからも育んでいきたい。

❨またもやビックリニュースが飛び込んで来た❩

23年前に53坪の『まきばフリースクール』の建物を建てた。

それから5年後に、ひきこもりの青年達の真面目で優しくて頑固で裏腹のない魅力ある性格の存在力をお借りして、協働で老人介護事業を始めた。

その頃からずうっと願っていた事がある。ごちゃまぜのシェアハウスがあったらいいなあ〜と。設計図も書いてもらったが、未だ実現していない。

私が人生の転機を経験し、循環型の多世代共生のソーシャル・ファーム❨福音牧場❩の夢と幻の志を持って丸40年が経つ。寝ても覚めてもずうっとそこに向かって歩んで来た。そして今年は，その拠点となるべくポニー牧場の森の中にハンドカットのログハウスで『Cafeレストラン』建設に挑戦する。クラウドファンディング→5/9日〜6/30日まで，1,300万円

❨All or Nothing方式❩

この場所に、馬の居る暮らしを実現したい。様々なニーズを抱えた人達と一緒に凸凹を満たし合い負の相乗効果で生き難さを価値に変えるシェアハウスを併設させたい。そんな事業を一緒にやっていきたいと申し出てくれる人が現れた。ハード面のシェアハウスを建ててくれるらしい。ソフト面の魂とのガチンコ勝負の磨き合いは百戦錬磨でやってきた。お互いに出来ることを出し合い出来ないことを補い合う。4/15日には、仙台の先駆的なシェアハウスを一緒に見学させてもらう。ポニーには待望の赤ちゃんが産まれそうである。ポツンと一軒家でも職業能力開発大学校の教授と学生さんが手掛けるリフォームが始まる。人も自然も動物も循環する里山型のコミュニティに追い風が吹いて来た。この場で働きたいと願う9人の侍たちも集まって来た。わくわくドキドキ… 想うは招く

25年前、自然豊かな場所で動物たちを飼いながら寄宿型の自宅兼フリースクールを建てようとした時、家内の母(両親)が530坪の畑を提供してくれた。これを使いなさいと200万円の資金も。その土地に農振法が掛かっていて建物は建てられないと役所から言われた時も、「あなたがやろうとしていることは悪いことじゃないのだから、県知事さんに陳情書を書きなさい」と進言してくれたのも母だった。うちの4人の孫たちのために、いつもせっせと米や野菜や食料を運んでくれた。自転車やブランコや冷蔵庫や雛飾りも。いつも全力で私たち家族を応援してくれた。いつもピーピーの生活振りをみて「よその子の世話をするのもいいが、まずは自分の妻子を養いなさい」と親心で諭してもくれた。男勝りの先見の目のある行動の人だった。その母が93歳の生涯を閉じた。今日が通夜である。横浜から長女夫婦も、東京から次女も、地元に居る長男も次男も、4人の孫たちが最後のお別れに駆け付ける。母の尽力と応援が無ければ、今の『まきばフリースクール』は存在しなかったと思う。一つの時代が終わった。母の生き方から教訓を受けて新たな時代へと引き継いでいきたい。

おかあさん‥沢山の愛情をありがとう。

光は闇の中に輝いている。闇が深ければ深いほど，光は鮮やかに照り輝く。闇は光には勝てない！

痛手を負って弱り果て，孤立して倒れそうな人，暗黒の長いトンネルに失望している人，そんな窮地にいる人と繋がると…見えてくるものがある。自分の中にある無力と暗闇である。一緒に沈めば闇が増し，今まで見えなかった微かな光が現れる。沈没する寸前で，その光に一緒に飛び込む。そういうふうにして23年間『まきばフリースクール』を運営してきた。

めちゃくちゃである。めちゃくちゃと最悪を覚悟して飛び込まなかったら何もはじまらなかった。…無我夢中で，藁をも掴む思いで駆け抜けてきたらその結果，にっちもさっちも行かない人·100人の群れとなった。…そこが心地よい。みんな底知れぬ闇を経験しているので，小さな灯火も有り難い。幸せは足元に落ちている。☆闇に飛び込もう…そして光に飛び移ろう…気づいた時には，いつの間にか自分の闇が軽やかになっていた

私の好きな

マザーテレサの言葉

『わたしにはできないことが、あなたにはできます。

あなたにできないことでも、

わたしならできることがあります。

わたしたちが力を合わせれば、神さまのためにすばらしいことができるのです。』

(神さまのために＝子どもたちの笑顔のために)

☆いよいよクラウドファンディングがスタートした。5/9〜6/30まで。All or nothing方式で1,300万。つい半月前には、所持金120円、ガス欠で車も止まった者が、総額2,500万円の〘ログハウスでCafeレストラン〙に挑戦している。

ハーフウェイハウス、循環するコミュニティ、農福連携ソーシャルファーム、生き辛さが価値に変わる…壮大なビジョンである。40年間ずうっと温めてきた。わたしの出来ることはシンプル。もっとも低いところからもっとも高いところを見上げる。この落差がミラクルを巻き起こす。ゲリラ豪雨のようなもの。自分の限界を手放して自然界の法則に身を委ねる。無駄なものは何もない。すべては循環している。もっとも小さなものがもっとも大切。人間が生きるためにどうしても必要なものはお金では買えないものばかり。わたしはあるものを惜しみなく放出する。注ぎ出せば勝手に入ってくる。なんにも心配はいらない。わくわくドキドキ、今日も笑ってればなんとかなりますよ

今でも忘れない

19歳の秋…

アリ地獄のように、鳴門の渦潮のように、そこにはまって命を落としそうになった時、彼は飛び込んで助けに来てくれた。

山形·南陽市の牧師さんだった。それが有り難くて有り難くて…そこが私の原点だ。だから私もSOSをもらったら,なりふり構わず飛び込む。何故かって？…いのちはいのちでしか救えないから…いのちはいのちでしか輝かないから…そんな無茶なことをずうっとやり続けている。今·目の前に全存在をかける。…すると何が起こるかって？…それは誰も分からない。想像を超えた何かが起こる。それが余りにも素晴らしいから…私はそのとりこになってしまった。出会いが人生を変える。今日に…今に、あるものすべてを注ぐ。

もっともお金に窮している者が、もっとも大きな風呂敷を広げる

25年前からずうっとそうやってきた。

そう決心して、ずうっと捨て身で飛び込んできた。

今日という日に、あるものすべてを賭ける！

23年前に自宅兼フリースクールが建った。そこは今、『まきば』の老人介護施設になっている。

その日その日の必要に迫られて、6つの制度事業、1つの自主事業を立ち上げた。

スタッフ40名、利用者60名、合わせて100名の大所帯となった。

スタッフの約7割は『まきば』に出会って元気になった当事者で構成されている。

設立20周年を記念して、ツリーハウスを建てた。

昨年ひょんな縁から、ポツンと一軒家7,000坪を所有した。

Cafeレストラン(循環コミュニティ)建設のクラウドファンディングに挑戦中！(目標額1,300万円)

ごちゃまぜのシェアハウスが、建つかも！…(他力本願で)

こども未来ハウス・プロジェクト進行中！(女川)

空っぽの器には、いろんな物がいっぱい入る。

心掛けてきたこと！→入ったら、すぐさま必要な所に放出する。

その繰り返しで25年続いてきた…

毎日、每日、変わらないこと→いつ沈没してもおかしくない現実と隣り合わせ…

それでも心の中は、希望が優先する…

目指すは→多世代共生循環型シェアコミュニティ❨農福連携・ソーシャルファーム❩

どきどきわくわく、笑ってれば何とかなりますよ！

たとえ何ともならなくても…前のめりに手を伸ばす。

力尽きて灰になっても…そこから活力ある新芽が芽吹くだろう！

だから躊躇しない。

存在✕∞無限大＝∞無限大

どうしても必要なことの為に…

大切なのは…不可能に向かってチャレンジすること…

失敗してもいい

恥をかいてもいい…

それが誰かを励ますから

その痛手が…勇気を湧き起こすから

最悪を覚悟して…

向こう岸へ渡ろう

深みに漕ぎ出そう

誰かが元気になれば…

たとえ、深みに落ちても

そこから勝手に…復活する！

私は高校1年生になって陸上部に入った。将来はオリンピックのマラソン選手になる！…その夢を達成するために練習に明け暮れた。

そんな私に顧問の先生がこう言った。

『武田！…少しくらいみんなより早く走れるからっていい気になるなよ！…お前より足の早いヤツは世の中に山ほどいる。…いいか、大事なのはな！…目標に向かってひたむきに努力する瞳の輝き…これが何にも代え難く尊いのであって、少しくらい人より速く走れたからって、そんなのどうでもいいことだ！…忘れんなよ』

『まきば』では、この２つの制度事業を運営している。

①自立援助ホーム

❨児童自立生活援助事業❩

〘厚労省・児童相談所〙

②自立準備ホーム

❨緊急的住居確保・自立支援対策❩〘法務省・保護観察所〙

様々な事情で家庭を頼れず、社会での自立に困難を抱える若者たちの職業訓練と育ちの場である。

彼らが仕事の練習をしたり心のやり取りを、日々の生活の中で経験を積む居場所である。

これを里山の牧場型で…Cafeレストランをしながら、野菜を育て、家畜の世話をし、様々な心の必用を抱えた人たちみんなとごちゃまぜで、日々の生活を紡ぎ合っていきたい！

そのための一助となるべく…

【クラウドファンディング】に挑戦している

1,300万円の目標に対して現在→807万円！

期限は、あと４日。

ミラクルは起こるだろうか？

『そこはみんなのワンダーランド♡』

2000年の1月に、夫婦で研修を受けて宮城県の養育里親に登録した。…これまで自宅で3人、その後ファミリーホーム❨小規模住居型児童養育事業❩を立ち上げて17人、…22年間で20人の里子の子供達と生活を共にしてきた。

そして現在、行き場を失った子供達が、警察署→児童相談所を経て、緊急一時保護で身を寄せている。

この子供達と自然豊かな里山で伸び伸びと生き生きと暮らしをつくっていきたい。

そこにCafeレストランを作りたい。ポニー牧場があり、ポツンと一軒家があり、森のようちえん、プレーパークがある。

ごちゃまぜのコミュニティが織り成す助け合いと支え合い…いつでも誰でもOK、あるがままで大丈夫。人もお金も優しさも循環して生かし生かされる·自給自立するソーシャル·ファームを創りたい。

その中心に今年、何とかしてCafeレストランを建てたい

もっとも弱く小さな人を大切にすると、良いものの循環が始まる…

『まきば』を23年やって教えてもらった宝物

傷み哀しみ孤立している人が、安心して自分を喜べるところ…

そんな循環するコミュニティ拠点のCafeレストランを建てたい！

皆さん！…力を貸してください

3ヶ月半ぶりの「ヒストリー」更新→今日シェアしたい事は何か？

わたしは，わたしを生きる

→それで十分

いびつでもいい

抜けててもいい

半端でもいい

変でもいい

心が動くこと

心が喜ぶことに→心を込めて

解き放つ

そこから良い流れが巡り巡って戻ってくる…廻り出したら止まらない

今日の出来事はちょっとヤバくて、直ぐにはシェアは出来ないが…心が喜んでいる，踊っている

☆益々，自分の在り方方向性が見えてきた〜

【二兎を追う者は一兎をも得ず】との諺があるが、①ポニー牧場にCafeレストラン ❨コミュニティCafe❩ ②ポツンと一軒家改修工事…この２つが同時進行で進んでいる。スタート時点でどちらも先立つ予算はない。

☆ポニー牧場にCafeは、今年の６月末にクラウドファンディングで13,425,000円のご支援を頂いた。それでもまだ半分足りない。

☆ポツンとは、思っていたよりも古民家の痛みが酷くて材料費だけでも600万円を必要とする。車で10分程の所にある ❨東北職業能力開発大学校❩ の皆さんがボランティアで応援してくれる。

☆私は自慢ではないが蓄えはない。お金を銀行から借りられる信用もない。この活動をスタートした28年前からずっとその日暮らしだ。後先考えず、有るもの全てをその日の必要に注ぎ込む。このスタイルで今までやってきた。今も継続していることが不思議でしょうがない。何度も沈没しかけては助けられ、九死に一生を得てきた。そして段々と冒険のスケールが大きくなってきた。夢と幻と妄想に向かって生きている。そこに駆り立てるものは何か？…全存在を懸けても惜しくない命の尊厳。生きる絶望と希望を味わった出会いと交流。人は人で傷つき人で癒やされる。人の心が温められること…生きていることが嬉しい,有り難い…この喜びを共有して一緒に感謝したい

共倒れ…からの復活

☆私の中のルーティンはいつもこのスタイル。

にっちもさっちもいかない切羽詰まった人と出会う→その人に必要なこと（私に出来ること）を惜しみなく注ぐ→切迫状況が逆転する（共倒れの状態になる）→窮するその人から良いものが低い方へ流れ出る→もうダメかと覚悟した足元が礎となり絆が生まれる→二人三脚で一緒に浮上する。…いつもこのパターンである。毎回…生きた心地がしない。その都度,心臓が鍛えられる。この法則しか…私は経験したことがない。負の相乗効果で、30倍,60倍,100倍の実を結ぶ。

☆まきばフリースクールを創設して24年目→腹を決めて今,大きなプロジェクトに挑戦している。①まきばポニー牧場に循環型コミュニティ拠点のCafeを建てる…②築館ポツンと一軒家7,000坪にある古民家をリノベーションしていつでも誰でも好きなことにチャレンジ出来るワンダーランドをつくる。…③年齢,障害を問わず,存在力で支え合い,必要としあい,生かし合う…ごちゃまぜのシェアハウスを建てる…これが今,色んな人を巻き込み…同時進行で進んでいる。風向き…流れに逆らわない。漂流するデンジャラス。共倒れからの復活