越後海藻屋(えちごかいそうや)

ワカメの元茎(もとぐき)について​​​​

わかめの「元茎」(もとぐき)は、わかめの茎の根元にあたる部分で、茎全体の中でも特に太くてしっかりとした部分を指します。わかめは葉と茎で構成されていますが、元茎はその茎の中でも最も硬く、しっかりとした構造を持っています。
【形状と食感】​​
元茎は太く、わかめの中で最も硬い部分です。葉の部分や茎の上部が柔らかいのに対して、元茎はコリコリとした歯ごたえが特徴です。この食感が好きな人には好まれ、煮物や炒め物に使用されることが多いです。
【色と外観】​​
わかめ全体は緑色ですが、元茎は茎の中でも特に濃い緑色をしており、乾燥させると少し黒みがかった色になることがあります。元茎部分は他の部分に比べて太く、しっかりした繊維が見て取れます。
【風味】​​
わかめ全体に共通する海の風味がありますが、元茎は特に味が濃く、旨味が強いのが特徴です。他のわかめの部分よりも濃い磯の風味が楽しめます。

【元茎の栄養価】
わかめ全体が栄養豊富な食品であり、元茎もそれに劣らず、多くの栄養素を含んでいます。
元茎は、硬い食感を活かして様々な料理に使われます。特に煮物や炒め物に適しており、シャキシャキ、コリコリとした歯ごたえが料理にアクセントを加えます。
【煮物】
​長く煮込んでも歯ごたえが残り、他の柔らかい食材とのコントラストが楽しめます。

【炒め物】
​​ごま油や醤油で炒めると、食感がより際立ち、他の野菜や肉と合わせると美味しいです。
【和え物】​​
​ 刻んで和え物にすると、シャキシャキした食感が楽しめ、さっぱりとした料理に仕上がります。
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